昨今のライブハウス事情からして集客はシンガーとしてあたり前のようになっています。


歌が好き、歌が上手いだけではやっていけないのです。


なぜシンガーだけが集客するのか。


中にはその苦労を知ってお客様に声をかけてくれたりSNSで宣伝してくれる思いやりあるミュージシャンもいます。


でもお店にいらっしゃる70%〜100%はシンガーが呼んだお客様と言うことは良くあることです。


このような形態はそう簡単には変わらないでしょう。


私達シンガーはライブを減らして勉強時間を確保する、


もしくは勉強時間を減らして精力的に宣伝、営業活動をするという選択肢を選ばねばならないのでしょう。


もちろんどちらも頑張れる人もいるでしょう。


でも何年もそれを続けるのはかなりパワーの要ること。


最近良く「集客しなくてもいい所で歌いたい」と言う話しを聞きます。


例えば集客がそんなに厳しくない所もあります。


そういうお店はギャラが発生しないか


お店にお客様がついている所ではプロとしてのパフォーマンスを求められることと思いますし、オーナーにオファーをいただけないと出演出来ないでしょう。


集客しなくても歌ってギャラが発生するような条件の良い仕事はシンガーのスキルやマネージャーとの関係からくるのではないかと思います。


私は自腹切る覚悟で、ミュージシャンに声をかけてチャージバックのライブも月に何本かやって来た時もあります。


本当に持ち出しの時もありましたが、自分にはその時ライブ経験必要だと思ったのです。


下手と言われようが、お客様が一人でお店から怒られたりしようが(さすがに今はそういう事はなくなりましたが)月に無理しても最低5本以上ライブを何年も続けて来て今に至ります。


どんなライブであろうが一人もお客様に声をかけないことは今だにありません。


それは


私の歌を一人でも一回でも多く聴いて欲しい。


いいステージにしたい。


信頼しているお店にお客様を呼んであげたいし、


お客様がたくさんいてくれた方が私は自分自身を良いテンションに持って行きやすいからです。


集客と行ってもお客様に声をかけるだけではなくて、


過去にYOU  TUBEで私の歌を見て来てくださる方もいらっしゃいました。(今見るとお恥ずかしい限りですが)


方法はいろいろあると思います。


音楽だけではなく別のアプローチであってもよいと思います。


私自身はお酒の席と音楽が好きなのでいろいろ出向くので知り合う機会に恵まれ人脈も多少はある方だと思いますが、


仕事やご家族がいるなど、
なかなか思うようにそれも出来ないなど


集客で二の足を踏んでいる方もいらっしゃることでしょう。


または集客に疲れてしまったと言う事もあるかもしれません。


今はシンガーの間口はとても広い時代です。


しかし、プロとしてライブをやって行くのはそもそも容易ではない事だと思います。


考えたり、悩んだり、工夫したり、努力したり


ライブを続けてシンガーとしてリスペクトされる存在になって行けるか。


その思いはいつも私の頭の中にあります。


歌いたいけど「そこまで無理」と思うのもそれはそれでよいではないですか。


自分のペースで音楽を楽しむ事が何より大切な事なのだと思います。


吉川水砂子は今何位?
(●^o^●)
くりっく
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