私は生徒に教えるようになってから発声に関する本をよく読みます。
昔買った本も今読み返すと目からうろこと言う事もたくさんあるんですね!
何と無く自分の中でも感じていたことが文章にまとめられていて考えが整理出来たり。
今日はその中から音楽の勉強について書かれたものをご紹介します。
音楽の勉強はとても頭を使う勉強です。
ただ練習しているだけ、機械のように繰り返しているだけでは無意味です。
頭を使って欠点を早くつかまえ、これを克服するために種々工夫することです。
又、その曲の音符の表面だけでなく、
内容と、何を表そうとしているか探り当てなければなりません。
内容を探り当てたとしても、 技術がなければ充分表現出来ませんし、
技術は手段であって芸術そのものではないのです。
心の中にあるものこそが芸術なのです。