帯状疱疹という言葉を知らなかった私がデリケートゾーン付近に帯状疱疹が出来た話。(長文)
遡ること9ヶ月前。
2023年が終わり、新年を迎えた。
12月の半ば辺りから腕やお尻を使った運動を始めてみた。どれも家で出来る簡単な運動である。
余裕が出てきた1月の頭。私は部屋の隅に置かれたゴムチューブを手に取り、それを肩甲骨を鍛える為の道具にしたのだ。(どう使ったのかは、私の文ではお伝え出来ないが、思い返すと股の付近に負荷を与えていたのかもしれない…)
そうして股に違和感を感じ始めたのが9日頃。
身体を洗い流しているとき、ゾーン横に3つくらいのニキビっぽい感触を確認。(ニキビだと思いこむ)
2日目にはそのブツが確実に広がっていた。
引き出しにあった塗り薬を塗ってみる。SNSで調べ始める。
3、4日目になるとジンジンとする痛みに耐えられず、Eveを飲みこむ。触った感じは炎症している?触ると痛い。ヒリヒリする。治るのかこれは…という不安。シャワーが痛い。寝ていても痛い。じっとしていても痛い。下着がそこに触れるだけで悶絶。そして何よりトイレが困った。場所が悪すぎる。ゾーンへの痛みとブツのジンジンが一気に押し寄せる。トイレの前は一呼吸置く必要があった。食欲は…あった。
そう、、この段階で病院に行くべきだったのだ。。
ただ何故私が病院に行かなかったのかというと、理由は3つある。
1つ目が帯状疱疹という病名を知らなかった。
2つ目場所が場所なだけに症状が自分の目で見えなかったことと、ゾーンを診てもらうことに抵抗があり病院選びに悩んでいた。
3つ目ここで運動である…私は思い込みをしていた。ゴムチューブを使ったことで、アレルギーになったのでは…?と。。自分で調べた症状と似ているような…それなら時期に収まるかもしれない。暫く様子をおいてみようと。。
5日目前日に比べるとマシにはなって来た。だけどまだまだ痛みが残る。ブツの赤みは引いてる気がする。触れない。
そしてなんとこの日はとあるアーティストのライブがあった。(内心は楽しみでしょうがなかった)
飛行機の距離を友人が会いに来てくれて、つまりライブが終わった後は観光することを予定していた。
いざライブが始まると、やっぱりまだ痛いものは痛い。でも耐えられるくらいまでには落ち着いていた。
下着が擦れると痛いがライブ中は基本立ちっぱなしだ。
6日目は徐々に良くなり神経痛を感じるものの、休憩を挟みながら長時間歩いても問題無かった。
7日目すでに1週間が経つ。ここでようやく近所の男性が経営する産婦人科医に診てもらうことにした。(ゾーンなので皮膚科ではなく産婦人科医の方が抵抗無かった&近くに女医の皮膚科医がいない)
まずは電話で症状を説明。するとすんなりと診察の許可を貰えたので急いで病院に向かうことに。
診察は子宮頸がんの検査と似た方法だったと思う。
症状は帯状疱疹であった。自分では今更どうなっているのか分からなかったが、医師が言うにはカサブタになっていて治りかけていたみたいだ。
ストレスや疲労が原因とのこと。その時の私は普段やらない運動を続けた事が原因の一つな気がした。
稀にデリケートゾーンの辺りになる人もいるみたいで、その月では私が2人目だった。(恥ずかしがることは無かったのかな…)
医師が話していた神経痛が残る事が気がかりだったが、貰った薬は念の為全て飲みきって2週間目にはブツが全て消えた。また入浴も出来るようになって安心した。
ただ半年くらいまではごく稀にジンとする痛みが残ったのはそのせいか。。
長くなったが一応記録として残しておく。
追伸
幼い頃に水疱瘡にかかっています。
コロナ前より頭痛持ちと吐き気が酷いので、ワクチンはうけていません。
自分の周りでは私がはじめて帯状疱疹になりました…なので情報を探っていないでちょっと変かもと感じたら早めに病院へ行くべきだったなと学びました。