苦い思いを噛みしめながら選挙速報を眺めています。
私の父は、あの戦争の時、反戦思想の持ち主という疑いをかけられ、逮捕され、拷問され死ぬ寸前に放り出されるように釈放されました。
その後24時間の特高の監視に耐え兼ね、家族で満州にわたり、敗戦で引き上げの途中に妹を失い、辛酸を甞めて帰国してきました。
父母から、あの時、戦争が始まると思っていた人はいない。でも、いざ始まってしまったら、だれも反対できなかった。だからこそ、二度とそんなことがないようにしなければならないと、さんざん言い聞かされてきました。

このアニメは若い朋から教えてもらいました。
そして、今、あらためて、このアニメを見て父母が心配していたことが、また起ころうとしているのではないかと、本当に危惧しています。
ここで語られていることは、よその国のことでも、他人のことでもなく、わたしとあなたに、自分のこととして、これから問われることではないかとも想います。。。