中国は自国から遠く離れた海を勝手に埋め立て、島を作って自国の領土と称し、さらにその周辺海域を全て中国の領海だと主張する、植民地時代のような対外膨張主義を真面目に推し進めています。
アメリカの艦艇派遣は、中国のこれらの領有権の主張を真っ向から否定するもので、その領海が誰でも航行可能な公海であることを示すためのものです。
中国のこうした動きは長年発展途上国として低い国際的地位に甘んじてきた反動が、経済力を付けてきた今になって露わになったこともあるでしょう。
また、一方で中国政府が、自由のない統制社会による国民の不満を、対外的な膨張によって納得させざるを得ない事情もあると思われます。
何れにせよ中国のこの時代錯誤な行動は、対外的な摩擦の原因となり、いずれ中国の孤立化を招きます。それが結果的に中国国内で中国政府、共産党への批判に繋がり、穏やかならざる事態に陥る危険はあります。
最終的に平和裡に民主化への移行が行われれば喜ばしいことではありますが、そこまで行かなければ、東アジアの真の安定はないものと思われます。
ここで我々日本人がすべきことは、中国人を良く知り中国語を学び交流を深めることで、彼らに民主主義的価値を知らしめることです。蓋をして無視することではありません。その方がお互い最終的に得るものが大きくなるのは間違いありません。

