(長くなります)

 

2月20日です。

今からほほ半年後、小生の誕生日に公開の予定記事として書いています。
 
 
2017の冬、サバイバー7年目を迎えた時、「あと1年は見通せる」と書いていました。身体のコンディションは良好な上、医学的にも悪い方向に向かう兆候は認められなかったからです。腫瘍マーカーは正常範囲。画像上も腫瘍像は小さく明らかな異常所見は認められない、と放射線医読影でも特に問題の指摘はありませんでした。診断名がなければ何の疑いもなく「異常は認められない」と返すレベル、とも言われました。
 
ただ、全てが良い方向にに向かっていたわけではなく、空咳がごくたまに出る様になっていたのは、ほんの少しだけ気になっていました。
 
 
年が明け、咳は少しずつ増えていきました。
 
そのことは、診察時に何度か話してました。そして、PETでも撮ってみるとはどうか?とさりげなく聞いて見ましたが、現段階では撮る意味がない、が主治医の見解でした。
 
2月に入りさらに咳が増えたように感じていました。ただ、身体を動かしても、カラオケをやっても咳き込むことはありませんでした。
 
カラオケは2月3日。ブロ友•おむすび繋がりのMny〜さんとでした。彼女も薬を変えたばかりで、いろいろたいへんな時だったのに、無理をさせてしまいました。ゴメンナサイm(_ _)m でも、楽しい時間を過ごせました。付き合ってくれてほんとにありがとうぅ (陽水&民生風・・・笑)
 
それから10日ばかりたっただけなのに、咳は喘息発作の様に絶え間無く出るようになりました。急な変化です。肺の悪くなる時は急激!と以前主治医が言っていた事が頭をかすめました。
 
2016年の、肺への転移発覚時と似たような自覚症状です。その時と異なるのは医療のまあまあのコントロール下にあることです。自覚症状は似たようでも、その時はSpO2は6pointほど低く、Albも3.2と危険水域にありました。今はいずれもまだ正常です。
 
定期の造影剤CTは2/23です。明らかに症状が出て来ていたので、早く撮りたい気持ちもありましたが、2週間は「あっと言う間」の感じがして、その検査を待つ事にしました。
 
明日です。やはりちょっと早く、出来れば年明け早々に撮ってもらえばよかったかな?とも思いますが、自分も主治医もあまりにも良かった去年の経過に少し酔っていた?ので、しょうがありません(笑)
 
おそらく98%くらいは、ワルモノが再活動を始めた像が映ると思います。そうでなければ、気管支炎や間質性肺炎などです。
 
前者だった場合の治療は、元に戻ってFOLFOXRIの再登壇、一応想定内だったプランCです。もちろん気持ち的には避けたいプランでしたが。
オキサリプラチン、イリノテカン、5-FUそれにベバシズマブ(アバスチン)の最強レジメンです。
 
去年の様に、目に見えて効いてくれるとよいのですが、
• 一歳年とった
• 体力もそれなりに低下
• 耐性が全くないとは考えにくく、その程度が不明
など、効果に影響を及ぼす背景要因も変化しています。
前と同じで、2〜3週に一度の治療になるので、12回の治療節目は9月頃に訪れるはずです。
 
そこで、今日、プランのリバイスをしておく事にしました。
 
プランD: 12回、あるいはそれ以前に症状軽快、安定して、錠剤ベースの治療に移行。レジメンはゼロックス中心。
プランE: 2nd Lineへ移行。お侍中心。
プランF: 「肺は悪化が始まると早い」ので、3rd あるいは他のフェーズへの移行もアリ・・・。
 
使わなければ御の字だが、“その時”の準備も考えなければ。
いつかはその時を迎えるのだから。サバイバーじゃなくともね・・・
 
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そして、今。
上のプランは半分正解のDからE'でした。
 
FOLFOXIRIの再登板となりました。すぐに咳が無くなるなど効果がありました。
 
が、7月にはその効きが悪くなり、その割には副作用が蓄積されそれが強く出始めたのでレジュメンが変わりました。
かなり前、主治医などからサイラムザの名が出ていたのですが、そうではありませんでした。
 
ロンサーフ+BV(アバスチン) です。
 
2クール行い、マーカーは正常範囲を逸脱していますが、悪化速度は落ちてそこで小康状態を保っています。画像も同様。腫瘍像、炎症像がありますが、こちらも著変なし。FOLFOXIRIの効きが悪くなった時には「早いかな」とも思いましたが、咳も抑えられています。SpO2もNormalです。
 
現レジュメン、どこまで引っ張れるでしょうか。
粘れるだけ、粘らないとね~
 
(近いうちに、また半年先の予定記事を記しておきます)