さて、2年振りのスカルノハッタ国際空港へ到着デス。
空港で過ごした時間がトータルで6時間、機内のトータルが11時間、ついでにバスが
1時間、早朝から深夜まで外に出たままなのと、マシントラブルによる遅延、その他の
細かいトラブルが積み重なって、もう本当にボロッボロのボロ。(ヽ´ω`)グッタリ
行き先がね、「割と」勝手知ったるインドネシアだから良かったものの、一度も
訪れた事のない・・・特に外国だったりしたら、まず間違いなく相方は独りぼっちの
旅行になるところだったね?(←羽田から松山へ帰る気だ・・・)
今後は海外保険の中に「遅延のトラブル」も、しっかりガッツリ組み込んでおこうと
思いましたヨ、ええ。(((uдu*)
この第三ターミナルを利用したのは今回で2度目、自分の知る第三はあくまで
小ぢんまりと可愛らしい、以前のターミナルでしかなかったんだよねぇ・・・。
それが今となってはもう、無駄に長い通路とか作りおってなぁ。(←静かな怒り)
いくらか緩和したとは言え、まだまだコロナ真っ最中の現在。
前回の時はまだ「コロナが広がり始めたねぇ」くらいで、小難しい手続きはなかった
けれど、今回はアレコレと前準備(←ワクチン接種アプリの取得とか)も必要だった
ので、空港の警備も厳しいんだろうなぁ・・・とビクビクしつつ通路を進みます。
入国手続きが大嫌いなんよ、・・・いや!ジャカルタは本当に4年間ほど住んだけど、
本当に本気で、マジ喋れないのインドネシア語!!だからこそ、相方と一緒に入国
したかったワケなんですぅーー!!ヽ(`Д´#)ノ
既に入国済みの相方が、事前に手続きの流れを教えてくれたので、多少は安心だが。
華麗にウィルス検査をスルー!
検査所って・・・もしかして、通路にちょっとはみ出てたヤツ?いや、何人かの
外国人が立ち寄って行くのは見たけど、知らん顔して行っちゃう人もいたから、
ヌルッと着いてったんだわ。
い、いやまぁ結果オーライって事で!w
さすがインドネシア・・・相変わらず緩いなー。(;´∀`)
今回、VISAもオンラインで支払っていたんだが、なぜかそのゲートへはVOAの前を
通らないといけないようで、間仕切りを越えて行こうとしたら、セキュリティーに
止められて「10番に並べ」と言われる始末・・・くそぅ、KITASさえあればこんな
面倒はなかったのに・・・!(#・∀・)
そして長蛇の列に並ぶことしばし、自分の番がやってきたのでパスポートと帰りの
チケットと支払い済みのVISA証明書を提出!これだけ出せばあとは「バカンス?」
くらいしか聞かれないと思うんだよね・・・ってトコで「ここ違う、一番端の14番に
並んで」とスタッフさん。
おのれセキュリティー!!
間仕切りを乗り越え、本来のゲートである14番に並び直し・・・もうさぁ、早く
ココから出してくれよぉ・・・さっさとホテルに行って、相方に愚痴を聞いて
もらいつつ、さっさと寝たいんだよぉ・・・。。゚(゚´Д`゚)゚。
※ 既にホテルへ到着し、ホテル内のラウンジで寛いでいる相方の画像でお送りしております。
心が満身創痍の自分はまだまだ長い列に並び、手慣れない様子のスタッフに
「早よぉ!」と呪いをかけております・・・心の中で。w
やっと自分の順番となり、書類とパスポートを見せて、特に何も聞かれず入国。
・・・長かったなァ。orz
お次はタクシーだ!と、既に霞んでいる目(←老眼)を擦りつつ、スーツケースを
引きずって行きますと、「タクシー?」とアチコチから声がかかるワケですが、
すべて無視してズンズン進みます。
自分達にはお馴染みだった「エクスプレス」を探せども、一台も見えないので
諦めて信頼度の高い「ブルーバード」を探しますが、青い車体が見えた時、横から
伸びて来た手にスーツケースを搔っ攫われまして、見てみるとボッタクリ上等!の
「ダイヤモンド タクシー」。
慌てて「Saya naik Blue bird!(ブルーバードに乗るの!)」と言おうとしたんだ
けどサ、悲しいかな「naik」の単語がどうしても思い出せないし、疲労も相まって
「ホテル行きたい!」としか考えられずに乗っちゃったよね・・・取られたよね。
550,000ルピアね!!
スカルノハッタからスナヤンまでの距離を、55万ね!?(# ゚Д゚)プンスコ!!
メーターを使おうとしないから「メーター点けなさいよ!」って言おうとしたけど、
思い出せないんだよね・・・「Argo」がね。(ノД`)シクシク
桁が大きいから勘違いされるけど、55万ルピアは日本円だと大体5,500円くらい。
距離は30kmで、高速を使っても時間は40分ちょいかかるかな?「そんな長い時間、
しかも高速まで乗ってその額なら安いでしょ!」と言われるかもだけど、自分が
居た頃のタクシーって、初乗り40円だったんだぁ。(´∀`*)ウフフ
高速代は150円とか、そんくらい。ww
今もそんなに変わってないと思うけど、5,500円も出せばかなりの距離を走れるん
だよね。つまり思い切りボッタクられたワケです。ク〇が。(# ゚Д゚)プンスコ!!
・・・ほぼ廃人同然でホテルへ到着。もう午前1時だよ?ジャカルタは日本時間から
マイナス2時間されるけど、まだ日本時間で動いてる身としては、もう午前3時だよ!
フロントで予約者(←相方)を告げて、部屋に電話してもらいます。
エレベーターに乗せてもらって(←カードキーがないとエレベーターが動かせない)やっと部屋に到着・・・ササッと湯船(←相方が溜めてくれてた)に浸かって、
サッサとベッドに入りましたサ。初っ端からハプニングまみれの初日が終了。
朝になりました!以前のように爆音のアザン(←イスラムのお祈り)で目覚めるの
かと、少し期待していましたが、近くにマスジッドがないのか全く聞こえず。orz
日本に帰ったばかりの頃は、スマホのアラームをわざわざDLしたアザンに設定して
さぁ、しばらく日本の流れに馴染めなくて、逆ホームシックになったよね。w
ホテルの朝食でスパイシーなスープを食べたら、体がインドネシアを思い出したか、急激にお腹が空いてグーグー鳴り始めました。ww
相当、この味に飢えていたんだろうなぁ・・・それは相方も同様だったようで、
2人して朝から割とガッツリ食べてしまったヨ。(;´・ω・)
部屋に戻って支度して、数年振りのジャカルタの空の下を歩きます。
今回のホテルは、スナヤンのFXモール近くにある「センチュリーパークホテル」。
通勤時にも通るし、住んでたスリーピーからも近いし、懐かしい景色です。
その近くに郵便局があるらしいので行ったのですが、何と言うかメッチャ小さな
出張所で、我々の持ってきた荷物は送れないと言うもんだから、結局はカテドラル
近くの大きな郵便局まで行く事になり、それならばと急きょ、ジャクサ通りの
「アヤムゴレン スハルティ」で腹ごしらえ!
いやぁ、懐かしい味ですなあぁ・・・ココの煮卵、大好きだったんよ。(´~`)モグモグ
今回のルートには入ってないお店だったから、すごい嬉しい!ココへ来られて本当に
良かったなぁ、嬉しいなぁ。
満腹になり、再びタクシーに乗って大きな郵便局『Gedung Pos Ibukota』へ。
ココでの目的は「元職場の元部下に、日本のお土産を送る」事・・・なんですが、
2人ともただの一度としてジャカルタから荷物を発送した事がないので、何をどうした
モノかサッパリですよ。┐(´д`)┌ヤレヤレ
宅急便の丈夫な封筒に荷物を詰めて持って行ったんだけど、受付で出すと「コレじゃ
送れないよ」とキッパリ。その後、別のスタッフが現れ、あれよあれよと言う間に
適当な段ボールへ封筒ごと詰め込まれ、ビニール紐で編んだ袋で包まれて、ビニール
紐できっちり縫われとるぅ・・・!段ボールだったらそのまま普通に送れるけど、
日本みたいに郵便局で段ボールは売ってないんだってサ。
んで、ピッチリ縫われた袋の上に、油性マジックで住所と名前を書けと言うのね。
なので頑張って書いたんだけど、結局は受付でPCに入力されてプリントされた
シールが書いた上から貼り付けられて・・・相方が紙に書いてた住所と名前を
見せりゃ、それで良かったんじゃねぇの?(; ・`д・´)
送料は、ジャカルタ内だと14,500ルピアだから、まぁ大雑把に150円。
スラバヤ(←ジャカルタから飛行機で1時間ちょい、車で10時間くらいの距離)が
42,500ルピアだから、大雑把で430円・・・
やっす!?(゚Д゚;)
日本だったら確実に1,000円くらい取られる厚みぞ!?それが普通郵便くらいの
価格で送れるなんて・・・すげぇ、インドネシア!と、ココで終われば確かに
スゴイ事なんだが、梱包にかかった手数料としてチップを請求されるため、まぁ
全体で1,000円ちょいでした。ε- (´ー`*)
最初、チップに20万ルピア(←2,000円)請求して来たんだが、ちょいキレ気味の
相方が1人25,000ルピアに落ち着けました。
外国人へ要求するのに、遠慮なんかナイよ?ww
ちゃんと交渉できるなら、ゴジェッ(←日本のウーバー的なやつ)で送るのもアリ
みたい。ジャカルタ内に限るけども。
用事が済んだので、再びタクシーに乗って数キロ先のビル内にある『Telkom』へ。
ココで相方が今イチ使えない現在のSIMカードを買い替えます。
なっつかしーな、Telkomsel・・・滞在中は自分も使ってたけど、今回は旅行だし
相方みたく日本から仕事の電話もかかって来ない(←かかってきたところで絶対に
取らない)から、今イチのSIMカードを貰いますヨ。w
割と時間を取られたけれど、無事に目的の2つ目が終了!本来ならコレで今日の
予定は終わりだったんだけど、明日からの幸せな時間に横やりを入れてくる輩が
いるので、このまま敵の本拠地へ乗り込むとしますよ!!
タクシーの中にいると、久し振りのフジャン(←雨)。
そう言えばインドネシアは今、雨季だったか・・・ココで身に着いたクセ「365日
傘を持ち歩く」は、日本に戻って数年経った今でも継続中です。w
満を持して到着したのは『Lion Air Tower』!!・・・何だか今日はモナスの周辺を
グルグル周回してる気がするなぁ。(;´・ω・)
明日はいよいよ本命のバリ島へ移動する日なのですが、肝心のLCC『Lion Air』の
遅延メールが続々と届いておりましてね?お昼過ぎに乗るハズだった飛行機が
「2時間遅くなりました!」だの「更に4時間遅れます!」だの、そのままだったら
バリに着くのは深夜だね?行ってもホテルで寝るだけだね?どんだけワタシの邪魔
すれば気が済むの?( ゚Д゚)アァ?
他の便はないのか?それに乗り換えは出来んのか?というのを直談判!相方が。w
ま、結果としては14時発のスーパーエアジェットに変更できたんだけど、LCCって
裏で繋がりがあったりするんかな?何でライオンエアーの会社で「スーパーエア
ジェット」の予約ができたのか、今でも謎。(´・ω・`)スンッ
ちなみに画像は用事を終えて戻ってきた、ホテルからの「雨上がり」の画像。
加工せずにこの状態ですが、窓の外はまるで世紀末だよママン・・・。
ユックリ休んで、時刻は18時となりました。
そろそろお夕飯の頃合いなので、今度は地下鉄でブロックMに向かいますよぅ!
2年振りのブロックM!!働いていたお店がなくなったのは知ってるけど、その他は
そんなに変化してないよね!?カルフール(←スーパー)でお買い物しなきゃ!
大好きだったジャングルジュースや、ヨーグルトも!楽しみぃ♪((o(´∀`)o))ワクワク
・・・と、やって来たブロックM・・・ああ、やっぱ相方と自分の元職場はキレイに
無くなってしまったねぇ。2階にあったカラオケもなくなってるし、左隣にあった
セブンイレブンもないんだね。(´・ω・`)ショボーン
全体的に日本食のレストランや居酒屋が軒並み消えて、日本人も減ってしまって、
もうココはリトル・トーキョーじゃなくなってるんだね・・・今はチカラン?
カラワン?デルタマス?あの辺りが現在の日本人街なんだろうなぁ。
出迎えてくれる子達も居なくなって、何だか寂しい。
ショボンとなったまま、パパイヤ(←日本人系スーパー)を経由して「ブロックM
スクエア」に入り、カルフールを目指します・・・が、何ぞコレ!?(; ・`д・´)
あのカルフールが、ドンキ並みに何でも揃うスーパーだったカルフールが、見るも
無残な閑散具合・・・え、売り場も縮小されて売り物も殆ど置いてないやん!?
閉業間際の売り尽くしのような姿に、しばし呆然。
2年前は普通に色々あったやん?まさか、日本人街じゃなくなった故の弊害!?
違うよね?大抵の日本人は、パパイヤで買い物するもんね?(←自分達を除く)
よく知る町並みの、あまりの変わりように動揺を隠せないまま、スクエアを突き
抜けて裏側へ行き、何度も通った馴染みの本屋『グラメディア』に突入しますが、
ココも品揃えが最悪になってるうぅ・・・売り場も縮小してるし、日本のコミックも
殆どないやん!と憤慨しつつ、とりあえず鬼滅の刃の8巻を所望しておきました。w
そのまま周辺を歩いてみれば「モール パサラヤ」も閉業してる?ぽいし、お気に
入りのレインボーケーキの店「ah」も消えてて、他にも大好きだった店や場所が
無くなってたし、このブロックMには完全に用事がなくなってしまったなぁ。
バリの次に好きなジャカルタへ、次に来るための理由がどんどん消えちゃって、
自分の故郷の一部が失われて行くばかりで、とても悲しい。
寂しい気持ちのままやってきたのは「The Holy Crab」さん!
昔、1度連れてきてもらったお店で、タップリのケイジャンソースにまみれた蟹が
美味しいお店!!久し振りぃ~!!(人´∀`).☆.。.:*・゚
・・・つって、夕飯時なのにあまり賑わってないのが気になるけど、やっぱコロナの
余波なんだろか?ジャカルタはほぼ全員がまだマスク着用してるもんねぇ?などと
考えつつ、メニューを眺めて注文!(←相方が)いや、そもそもココに来たがって
いたの、相方なんよ。大の蟹好きさんゆえにな!w
そこそこ大きなマッドクラブが1杯と、コーンが1本、そして白ごはん1膳分で62万
ルピア・・・ちっくとアレなお値段だが、2人で食べてお腹いっぱいになって、お店を
後にしましたとさ。うん、ブロックMは大きく変わってしまったけれど、ケイジャン
ソースは変わってなくて良かったなぁ、ちょっとだけ安心した・・・。ε-(´∀`*)ホッ
駅まで歩いて地下鉄に乗って、あとは徒歩でゆっくりゆっくりホテルに戻ります。
明日は、本来の目的である銀行(←まだ口座を残しているらしい)の用事を終わらせ
たら、荷物を持って空港へ向かいますよぅ!バリ島は何も変わってないよね!?と
心の中で願いつつ・・・。