カオソーイとは、タイ北部チェンマイ周辺で有名なココナッツカレーのスープ麺。

バンコクに住んでいたときから好物で、よく食べにいってました。


妊娠してから、つわりの一種からなのか。


急に


「○○が食べたい!」


と思ったら、ずっとその食べ物のことばかり考えてしまいます。


今まで、コーンコロッケ、日本の粗挽きソーセージ、in-n-out のチーズバーガー、チキンフォー、チキンマックナゲット、鮭茶漬け…などなど。


おかげで2キロ太ってしまいました🥲



そして今日はカオソーイに行き着いたということで、さあ大変!


一般的なタイ料理屋さんでもカオソーイは置いてないケースがあり、

やっと探し当てたところ、怪しげな店にありました。


中華やきそば、照り焼きチキンなどのアジア料理全般の店。

どう考えてもホンモノの味じゃなーーい!!


味は…案の定。

本場カオソーイにブロッコリーや青梗菜なんて入ってないし、

カレーはコクがなく、麺は意識高い系の卵抜きで激マズ。

サンタクルーズという土地柄、ベジタリアンやビーガンが多いからしょうがないんか…


せっかく彼が頼んでくれたので不味いと言えず、

震えながら食べる私。


彼は察したらしく、


「君の本当の意見が聞きたい!」


とハッキリ言われたので、

ホルモン不安定もあってか、意見をぶちまけました。


「正直言ってこれはカオソーイではないし、不味い。こんなに野菜入ってないし、麺はスカスカの意識高いだけの代物。」


と酷評。


更に頭に血が上り、


「私が住んでいたシリコンバレーはアジア料理がもっとマシだった。アジア系が多いからそうなるわな。もうサンタクルーズでアジア料理は頼みたくない。ここはイタリア料理さえまずい。メキシカンだけが美味しい!」


と泣いて喚いてしまいました。


確かにここは田舎だし、白人とヒスパニックしかいないから美味しいアジア料理を探し求めるのは違うのかも…


山を越えればシリコンバレー。車でたかが30分。

あっちに食べに行けば良いこと。


何をそんなにドラマティックになってしまったんだろう。


シリコンバレーには友達がいて、

ネイルサロンもマツエクも行きつけの馴染みの店があって、

挨拶とか自然でみんな優しくて…


サンタクルーズに来てから孤独を感じるようになったからかも。


彼「今まで至らなくてごめん。これから毎週シリコンバレーに行こう。来週はベイエリアでSFOの近くでホテルをとって、美味しいアジア料理を食べまくろう。」


「君の育った街、バーリンゲームにも行こう!俺の仕事は君の不安やストレスを最大限に少なくすることだから。」


と言ってくれました。


あー迷惑かけまくりだわ。本当に申し訳ない。

これからどうなることやら、です。