さてさて、


今日は早めに帰宅したので余裕アリです♪

とはいえ、たいしたネタもないんですが(笑)


で、タイトルの話なんですけど。

AmbacとMBIA、みなさんご存知のmonolines(金融保証会社)最大手2社ですが、先日S&Pから格下げを受けましたよね。まあ、ネガティブ・ウォッチだったんで、可能性はあるにはあったし、みんなある程度そのリスクを織り込んではいたと思うんですが、、、


ちょっと反応薄すぎません?特にエクイティ!


そう思いません?


AmbacとMBIAがAAAから滑り落ちるって結構な事件ですよ。

彼らが保証してる債券って相当な量なわけで、たとえば地方債だと1兆ドルとかそうゆうオーダーだった気がします。(ちゃんと覚えてないんですみません)これって、地方債のマーケットには相当な大事件なわけですよ。ARS(Auction Rate Securities)市場は、一連の流れで若干瀕死状態ですけど、それ以外の地方債まで崩れる危険性があるわけですね。


かつ、全体の割合からすれば1,2割でしょうが、ストラクチャード・ファイナンス物(いわゆるCDOとか)に対する保証も実額としては相当あるわけです。主に、彼らはSuper Seniorに対するProtectionを売っているわけなんですが、彼らが格下げされることによって、欧米の金融機関(投資銀行や商業銀行)は引き当てを積み増さなきゃいけませんよね。みんな自分たちでSuper Senior保有してますから。


4半期決算のたびに、monolinesに対する評価性引き当てを積んではいますが、全体の保有量からしたら全然足りてるようには見えません。金曜にDowは390ドル以上下げて引けましたが、それまでの相場の回復基調を見るにどうにも楽観的すぎる気がします。


クレジットとレーツの人々は、AmbacとMBIAの格下げをしっかり消化しているように感じますが、エクイティやFXのマーケットはこのニュースを過小評価しているんじゃないかなぁ、、、(´□`。)


米株に関して、ぼくはかなりベアかもしれません。

景気は上向いて欲しいのですが、いろいろなニュースを総合するとどうもブルにはなれないんですよね。


タイミングはまだわかりませんが、近いうちにまた大きなSell-Offがくる気がします。

楽観的な状況のときにくるSell-Offは恐いです。

何かが起こったときに、ちゃんと考えられるよーにしとかないとですね。

コンバンワ。


あまり考えこまずに書けるネタってないかなぁ、、、

と思っていたら、ありました♪ゴハンネタですね。


人並みではありますが、外食したり飲みに行ったりするので、お気に入りのお店、美味しかったお店などちょこちょこ紹介していこうかな、と思います。


で、今日はレストランではなく楽しく飲めるお店にしましょう。


「愛宕 酉はら」、焼き鳥屋さんです。


愛宕と銘打ってますが、実は新橋なんですよね。微妙に愛宕とは違う(笑)2ブロックばかり離れてる気がしますが、そこはご愛嬌ということにしておきましょう。


新橋ってあんまり行ったことないんですけど、ちょっとおもしろいエリアですよね。近くには銀座も汐留もあるのに、SL広場から周辺の通りに入っていくと、ここが銀座・汐留と隣接しているとは思えません。

あんまり高い建物もなくて、屋根越しに見ると汐留の高層ビル群やらが見えて、通りは居酒屋、ちょっとエロい店、ゲーセンなどがごちゃまぜになってたり、なんだかブレードランナーを思い出しちゃいます。


リドリー・スコットが今、ブレードランナーを撮るとしたら新橋でロケすればいいんじゃないかな(笑)


肝心のお店ですが、烏森口から10分弱歩いたところにあります。

新橋駅周辺の喧騒から少し離れており、お店の雰囲気もとても落ち着いていて、内装もこぎれいです。

会社の集まりでも、友人との飲みでも、ギャルとデートでも使える良い雰囲気です。店内もほどよい喧騒。


これが結構重要だと思うんですよね。「焼き鳥でも食べよっか?」って言って、ほんとオジサンの聖地的な焼き鳥屋だとうるさすぎてデートには使えないし、友人といろいろ話すってのも無理になるのよね。

逆にカウンターのみで、皆さんお高そうなワインのボトルをオーダーしてます、みたいな店も使いづらい。いかにも狙ってますって感じでスマートじゃないっすもんね。

焼き鳥ってほんとなんにでも合うから、それこそ肉の味をかみ締めながら赤を飲みたいときもあれば、焼酎や日本酒をちびちびやりたいときもあるし、ずっとビールで通したいときもあるわけ。

だから、お酒の選択肢があるお店ってやっぱりいいっすよね。


焼き鳥は、げんこつ、そろばん、ちょうちんなど希少部位もしっかりあるし、スタンダードな串も美味しい。おつまみも色々そろっていて、チーズっぽい卵黄「カマンベール風卵黄」なんかはお酒好きにはビンゴな気がします。実際結構美味しかったです。


焼き鳥の〆にはゴハンものなんですが、、、

とりあえず、ここに行ったら「酉はら丼」を食べて欲しい。最近のちょっとこじゃれた焼き鳥屋さんって大体ゴハンものがありますよね。定番だと親子丼、鳥茶漬け、そぼろ丼とかでしょうか。

どこで食べても、まぁこんなもんだよねぇって思うんだけど、この「酉はら丼」は結構いける!ベースはそぼろ丼で焼き鳥と温泉たまごが載ってるんだけど、タレとそぼろ、温泉たまごの相性が抜群で、まぜまぜして食べると、、、ん~、こいつはナカナカ♪おなかいっぱいなのに完食してしまいました(・∀・)


そして、このお店非常にリーズナブル☆超CPいいっすよ。


あ~、また行きたくなってきた。

新橋近くで飲むことがあったら行ってみてください。


愛宕 酉はら

港区新橋4-24-3 エムエフ新橋ビル1F

03-5405-1120

日曜定休


以前のエントリでも書きましたが、LIBORのお話です。


一部Contributorが恣意的に投票レートを下げてんじゃないの?とうわさになっていたLIBORですが・・・

5/30にBBA(British Bankers' Association)がReviewを公表しました。

このReviewって定例のものだと思うんですけど、AUD、CAD、CHF、DKK、EUR、GBP、JPY、NZD、SEK、USDの10通貨についてLIBORのContributorを再協議しましたというものだと思います。


結果は、、、ぜんぶ変更なしですね。


まあ、予想通りですね。以前からBBAはLIBORの決定方法に問題はないというスタンスをとっていましたし。ここでUSDだけContributorの一部を変更したりなんかすれば、それこそ外されたやつが悪いことしてたんじゃん!って感じで余計に波紋を広げますしね(笑)


これで、LIBOR絡みのごたごたが静かになるといーっすね。


しかし、USDのContributorにN中さん入ってるんすね。さすが、キングだ(笑)



コンバンワ。


まだ、木曜ですか、、、今週も長いですね。


先日、WSJ(電子版)を見ていたら、元FRB議長グリーンスパンさんのインタビューを見つけました。

彼は、マーケットではもう神扱いですから、コメントは御神託に近いものがあります。

今回のはマーケットに影響を与えるようなものではありませんでしたが、なかなか示唆に富むものでした。


曰く、セントラルバンカーたちよ、バブルを恐れてはいけない、と。

バブルを無理に抑えつけようとするのは間違いだ。

バブルは特定の資産市場の状況からのみ発生するものではなく、

人々の恐怖や強欲といったものが作りだす、と。


まあ、よく言われてることではありますが。。。


で、金融機関に一言。


資本をたくさん積みなさい。


バブルがはじけると、ここ1年の巨額なWrite-downでもわかるように金融機関は資本不足に陥る危険性がでてきますよね。それで、優先株やらなんやらを発行して資本を積みますわけです。だから、好況な時に潤沢に資本を積んでおきなさい、それによって、クラッシュが起きたときになんとか耐え忍ぶことができるでしょう、と。好況時に資本を厚くし、不況時に備えるというカウンターシクリカルな企業行動が金融機関に必要だと神は言っておられます。


たしかに、たしかに。


で、バブルを抑えつけるだけが中央銀行にとって最良の選択ではないって理由が、ふむふむって感じですよ。バブルはイノベーションと表裏一体の部分があると。度重なるイノベーションの結果、経済が過熱し、バブルを醸成するのですと。つまり、バブルは経済発展の必要悪的な側面があるわけですよね。


だから、抑えつけるだけではいけない。


クラッシュした時にその悲惨な状況を早く正常化できるような枠組みをつくることが大切だというわけですね。


それらの例がFedのLoan Facilityだったりするんでしょう。

しかし、FTにはこのLoan FacilityがUSの銀行(投資銀行)を二分しているって記事がでてました。

商業銀行と同様に、流動性枠を利用した投資銀行にはそれなりの制約を課すべきだという意見がでているようなんですね。まあ、当然のような気もしますが、投資銀行って根本はレバレッジのビジネスなんですよね。資本に思いっきりレバレッジ掛けて、リスクをとって大きなリターンを狙うのが本業です。いわゆる商業銀行とは、ねっこのところが違うわけです。ここに制約、つまりは首輪をつけられちゃうと彼らのビジネスには支障が出ちゃう気がしますね。


金融業界のイノベーションは投資銀行から生まれるものなんで、首輪がついちゃうのはよくないなと個人的には思います。彼らがリスクをとるからこそ、クラッシュしたマーケットも正常化していくもんだと思うんですよね。


たしかに、金融危機が起きたときに中央銀行は流動性を供給してマーケットをサポートすべきでしょう。

でも、金融機関がやりすぎたからといって、みんなに首輪をつけてしまっては市場も回復しないし、イノベーションの流れが止まってしまいます。


たしかに今回の信用危機はここ10年、いや20年ぐらいで見ても大きいクラッシュだし、根が深いのかもしれません。でも、自由な市場主義が失敗したわけではないですよね。だからこそ、元気のある人たちがまたリスクをとっていけるような環境を保たないといけないわけです。


じゃないと、このままじゃ商売あがったりですよ(笑)


あ~、早く投資家さんたちも元気になって欲しいなぁ



コンニチワ。


今日はまじめなお話です。


ここ1月ほど、メディアにLIBORに関する話題が多く出てますね。

今日はそれを少し整理しておきたいと思います。


最近は金融リテラシーが進んでいるのか、学生さんでも金融に興味のある人ならLIBOR知ってたりしますよね。一昔前なら驚きですよ。まあ、新聞にも書いてありますし、金融工学系の書籍を読めば、金利タームストラクチャーのところでLIBOR Market Model(LMM)とかって、BGMとかが載ってたりしますもんね。しかし、日常生活ではほぼ使用しませんよ(笑)


知ってる人には当たり前の話ですが、、、

LIBORとは、London Inter-Bank Offered Rateの略称で、英国銀行協会(British Bankers’ Association)が日々(ロンドン営業日)集計し、公表している指標金利で、金融機関がお互いに資金を調達しあう時の平均的な利子率と思ってもらえばよいでしょう。O/Nから1年物まで15のタームに対して、たしか10通貨ぐらい公表されていると思います。


金融機関を含む企業間の資金調達に際して基準となるだけではなく、変動利付債の利率の基準となったり(L+○%、という利率になっている)、金利スワップの変動金利として用いられていたりする(YENスワップなら6M、USDスワップなら3Mが使われる)重要な指標です。

毎ロンドン営業日、Reference Bankと呼ばれる銀行(Contributor)は、ロンドン午前11時時点の各タームに応じた貸出レートを投票します。Contributorは16行おり、上下4行ずつのレートが除外され、真ん中の8行が提示したレートの算術平均が、そのタームに対するBBA LIBORとして公表されます。(確か、小数点以下5桁目までの表示で、ロンドンの12時までには様々なベンダーを通じて公表される)


LIBORは、様々なデリバティブや金融商品の指標金利として用いられると同時に、短期金融市場における資金需給を示す重要なベンチマーク(こちらのほうが本来的だが)となっています。このLIBORに対して、信頼性を疑問視する声が上がっているのです。


きっかけのひとつは、確か4/16のWSJ紙の記事で、一部のContributorが意図的に低いレートを投票しており、LIBORが恣意的に歪められている可能性があるというものでした。疑惑はこうゆうことです。07年前半より、米国住宅市場の下落に端を発した信用危機で欧米の金融機関は巨額の評価損を出し続けています。流動性の枯渇を通じて、短期金利(資金調達コスト)は上昇し、それがさらにマーケットの不安心理を煽るという悪循環にもなっていました。LIBORが上昇すれば、金融機関の資金調達が逼迫しているという印象を与えることになり、欧米の主要金融機関にとってはマイナスです。それを避けるために、(金融危機は底打ちしたよ、短期の流動性もかなり安心な感じになってるよ☆という印象をマーケットに与えるため)一部のContributorが意図的にLIBORを下げようとしたという見方がでてきたわけです。


この記事以降、3Mや6MのLIBORには上昇圧力がかかり、(ある金融機関のレポートによれば、本来あるべき水準よりも20bp以上LIBORが低く出ている、なんて話もありました)マーケットには様々な憶測が飛び交うようになりました。

最近ホットなのは、FRBやBOEが昨今のLIBOR問題について注目しており、BBAがLIBORの算出方法をおよそ10年振りに見直すのではないかってやつです。

5/15のFTにも「Speculation grows over Libor changes」と題して、LIBOR算出方法変更の噂などをもとに短期市場である種投機的な動きが見られるというような記事がでていました。


以前にも、自行が抱えるデリバティブ・ポジションに対してFavorになるようにレートを歪めて投票しているContributorがいるだの、ルーマー的な話はいくつもありましたが、ここまで大事になっているのは初めてじゃないかなと思います。


個人的には、これもマーケットに不安心理が根強く残っている、まだ金融危機は完全な底打ちじゃないのではという恐怖感の表れなんだろーなと思います。

だって、USD LIBORのContributor16行のうち、米系ってほんの3行ぐらいですし、上下4行ずつ外されちゃうわけですから、そこまで恣意性って入らない気がするのはぼくだけでしょうか?

ここ最近、原油価格の高騰にもかかわらず株は戻してきてますし、結構楽観論も出てきていますが、短期マーケットのこの動揺を見ると、まだまだ安心はできないのかなと思う今日この頃です。(株も景気の底打ちってゆうよりは、原油高騰だからインフレだぁ、オラァ、株買っとけや、ワッショーイ!って感じですしね。。。)


BBAは5/30にここんとこのLIBOR問題に関するReviewを出します。

BBAのスタンスとしては、LIBORの算出方法自体に問題があるわけではないってことだそうです。

事態が早く落ち着くと良いですね。