所さんの早起きのすすめが効いたのか、ムスコが3日続けて早起きしました。朝7時ぐらいに起きてから好きなことやって、8時ぐらいに朝ご飯を食べて、9時から3時間勉強したら、あとは好きなことやっていいよ、という話をしたら、ちゃんと朝起きて来ました。朝ご飯は、前日に何を食べたいか本人の希望を聞いたところ、そばがいいとのこと。それで3日連続、朝食はそばです。朝ご飯をおいしく食べるということは、一日を楽しく過ごす上でとても重要なことです。給食が楽しみで学校に行くことがあるように、朝食が楽しみで朝きちんと起きるということもあるのでしょう。一日三回のご飯は、単なる栄養補給ではなく、楽しい時間として捉えることで、人生が豊かになることでしょう。朝から手の込んだ料理は作れませんが、なるべくムスコの希望に沿ったものを作ってあげたいなと思います。

 

 

勉強の方も、何とかやれています。いきなり問題を解くのではなく、動画視聴からスタートするということも良かったのでしょうか。1教科90分という時間制限をオーバーしても、最後まで頑張って日課をこなしています。

 

 

この方式で進めていった場合、英語と数学の1学年分の学習は、約1ヶ月で終わらせることが出来るペースです。そうすると、8月末までには学校の勉強を追い越して、3年分の学習が終わることになります。促成栽培なのでしっかり定着できているわけではないでしょうが、とりあえず教科書で学ぶべきところは一通り聞いたことがあるというレベルまでには持って行けそうです。

 

 

受験までの9か月のうちの最初のクールは、このような感じで進めていこうと思っています。まずは英語と数学の教科書レベルの学習を、みんなに追い付け、追い越せという感じでどんどん進めていく。13時間勉強するということを体にしみ込ませ、生活のリズムを生み出していく。そこから自信が芽生えていったり、もっと勉強したいという意欲が出てきたりしたら、学習の場を求めて学校に行きたい、というようになるかも知れません。少なくとも、劣等感から学校に行きたくないという気持ちは、多少なりとも薄まるでしょう。

 

 

続いて9月からの第2クールは、もう少し勉強時間を増やして、英数以外の教科にも手を付けていきたいですね。学習の幅を広げて、複数の教科で学んだことの記憶が絡み合っていく。縦横無尽に頭の中にクモの巣を広げていくイメージです。べとべとしてひっかかるところが多ければ、記憶の奥底に落っこちていくことが少なくなります。

 

 

そして12月からの最終クールでは、受験対策を絞り込んでいって、苦手分野をカバーしていくのがいいでしょうか。これまで定期テストを受けていないので、テスト慣れしていません。実践的なテスト勉強をすることで、本番での取りこぼしが少なくなるようにしていきたいです。

 

 

まとめると、第1クールは英数で学習の柱を立て、第2クールで学習の幅を広げ、第3クールで隙間を埋めていくという3部構成。そうそううまくいくものではないかもしれませんが、計画を立てることは重要です。うまくいかなければ軌道修正すればいいだけのこと。まずは大まかなロードマップが見えてきたのは、大きな収穫でしょう。