今日もまた、家でののんびり生活。外に出たのは、朝、新聞を取りに行った数秒間だけ。

 

 

ムスコは勉強しろと言われるのを恐れてか、私と一緒にいようとしません。ご飯の時だけ部屋から出てきて、あっという間に食べ終わって、すぐに戻っていきます。結果的に親子のソーシャル・ディスタンスを保てているわけですが、物理的な距離だけでなく、心理的な距離まで遠ざかっています。

 

 

家庭内独居に近い状態。まあ、それも悪くないか。

 

 

 

ブログのネタもあまりないので、昨日見たテレビの話題でお茶濁し。

 

 

ネタにするのは、フジテレビの「さんまのFNSアナウンサー全国一斉点検!」

 

昨年も放送した年イチの企画。見ていて思い出しました。アナウンサーの私生活などをさらして、ヤバイ問題を暴露するという自虐的な番組。笑うに笑えないヤバイ内容ばかりです。アナウンサーはテレビ局の顔なのでしょうが、この番組ではそれをいじってイメージダウンさせるような悪趣味な企画になってしまっています。さんまさんがフリートークをしたり、うまく話を転がしていったりといったようなシーンが少なく、全体的に盛り上がりに欠けます。最近、フジで放送されるさんまの番組は期待外れのものが多く、フジテレビ自体がヤバイなあ、と思ってしまいます。

 

 

こんな内輪の恥をさらすような番組って、いったい誰得なんでしょ。うがった見方をすれば、フジの裏方がうっぷん晴らしに考えた企画なのでは?と思ってしまいます。フジのアナウンサーは昔からタレントのようにちやほやされてきたので、それをコケにすることでスタッフたちが面白がっているだけ。昔からフジは内輪受けのお笑い番組が多いですからね。足の引っ張り合い?こんな番組放送して、社内の雰囲気が悪くならないのでしょうか。表舞台で活躍する人と裏方のスタッフがギスギスしているブラック企業のような臭いがプンプンしています。

 

 

かつては就職先として超人気企業だったフジテレビですが、落ち目なのは誰の目にも明らか。現役の女子アナで知っている人がほとんどいませんし、見たい番組もほとんどありません。たまに「ミュージックフェア」を見るぐらい。地デジ化によってテレビ欄の端っこに追いやられた影響があるのかも知れませんが、まじめに番組作りをしてこなかったツケが出ているのではないでしょうか。他局のパクリのようなバラエティ番組が多いですし、看板の月9ドラマが話題になることも久しくなくなってしまいました。「ちびまる子ちゃん」や「サザエさん」といったアニメを除いて、お茶の間でお馴染みの長寿番組がほとんどないというのもヤバイです。

 

 

テレビがつまらなくなったと言われて久しいですが、その一因にはフジの凋落が挙げられます。バブルの頃のフジテレビの黄金時代を知っている身にとっては寂しい限りです。「楽しくなければテレビじゃない」というフジのキャッチコピーを覚えているでしょうか。フジの復活なしに、テレビの人気回復はない、と言ってもいいぐらい。そろそろ「ひょうきん族」を作った横澤彪さんのような救世主が出てくれても、いいとも!