~~~~~~~2よりつづき
こどもが、どんよりと曇った海を見て叫びました
「先生、先生 あれ、なに?」
遠くから船がやってきました。
こどもたちのほうに
むかってきます
先生も
「みんな、船よ、元気をだして
助けにきてくれたんだわ」
その船は、飛行機を乗せた船や燃料を積んだ船を
守る船でした。
大きな大きな船から
船員のおじさんと、ボートがおりてきて
子供たちを、次々と救助しました。
大きなふねの甲板
みんなを救いあげると
船員さんはいいました
「きみたちの、この赤い帽子が目印になったんだよ」
こどもたちは、真っ赤なほっぺで
いいました
「あのね、この帽子はね、サンタさんの帽子なの。
とってもあったかいよ。サンタさんが迎えにきて
くれるの」
船員さんはいいます
「実はね、サンタさんがおしえて
くれたんだよ。良い子たちが岸壁にいるってね。
遠くから、その赤い帽子が、よーく見えたよ」
子供はいいます
「ねっ、先生。やっぱりサンタさんが助けて
くれたんだね」
先生はいいます
「そうね、サンタさんが、助けてくれたのね」
そういって、こどもたちを抱きしめました。
先生は思います
「みんな大きくなったら、つらいとき、悲しいとき、
思い出してほしい。こんなに大きな
災害があったこと。
でも、みんなで、力を合わせて生きたこと
みんなが命を救ってくれたこと。
そして、どんなときでも
希望を捨ててはいけないことを。
サンタクロースは、いつでも
あなたのこころの中にいることを
忘れないで下さい」
END
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海自護衛艦・たかなみが園児ら32人を救助
< 2011年3月14日 12:40 >
防衛省統合幕僚監部によると、海上自衛隊の護衛艦「たなかみ」が12日午後、宮城・石巻港近くの岸壁で孤立していた幼稚園児11人を含む32人を救助した。このうち不整脈やぜんそくなど医療が必要な4人を艦載ヘリコプターで病院に搬送した他、残りの28人については「たかなみ」の艦内に宿泊させ、14日午前に石巻市の専修大学のグラウンドに搬送した。救出された幼稚園児の中には、両親と連絡がつかない園児もいるという。【「日テレNEWS24」より】
