8月20日 広島大規模土砂災害から3日 | みちしるべ

みちしるべ

人は生まれによって尊からず

その行いによって尊し

かけた情は水に流せ

受けた情は石に刻め

右は極楽 左は地獄

心ひとつが道しるべ

前略 この8月は祈りの月。


8.6 広島原爆犠牲者へ

8.7 旧暦の七夕に

8.9 長崎原爆犠牲者へ

8.11 東日本大震災被災者へ

8.13 盆入りご先祖へ

8.15 数千万に及ぶ第二次世界大戦の犠牲者へ


ひとつひとつの歴史を静かにみつめ、これからのことを心に決め、ようやく動きだそうとしていた矢先
8.20 3:20~3:40 広島で大規模な土砂災害が同時多発
8月22日時点、40名がお亡くなりになり、未だ47名の行方がわかっていません。

まず自分ができることとして、サンタページに情報をまとめました。
→サンタのページ←
震災時に様々な情報が錯そうとし、現地が大混乱していた教訓です。

災害発生直後、まだ世が明けない暗がりの中、
広島県内、近郊の消防隊員がほぼフル出動し救助活動がされていました。
ひとりの消防隊員が父親からあずかったお子さんを抱いたまま
またもや流れてきた土砂に飲みこまれてしまいました。
約6時間後の朝9時頃に、ふたりは息絶えたまま発見されました。

あれから72時間が経とうとしている今、生存率が急激に下がります。
2800人の消防、警察、自衛官が交代で夜を徹し47名の行方不明者の捜索にあたられています。
これに民間人は参加できません。
いまだ二次被害の恐れがあり、警察・消防は民間との連携を今はできないと社協に通達しました。

地域住民は主に学校の体育館に避難しています。
物資は水・食糧とも足りている様子ですが
お風呂や歯磨き、洗顔など衛生を保つための物資は不足、地域の老人ホーム、入浴施設、美容室などが開放しています。
社協が開設した災害ボランティアセンターでは、現地のニーズ聞き取りとボランティアの募集・受付が開始されました。
具体的な支援要望はこれからとなりそうです。

まずは行方不明者の捜索活動にあたる、消防・警察・自衛官の皆さんが集中していただき1人でも多く、一刻も早く行方不明者を救出されることを祈ります。
地域住民の間では、自発的に土砂の撤去作業を始めているそうですが、土のう袋やスコップ、安全長靴など作業に必要な資材が不足している様子です。

具体的な支援要請があった作業用物資は詳細をホームページに整理しました。


一刻も早く、土砂に閉じ込められた方々が救出されますよう心より祈ります。


早々

 

追記 8/29知人らとがれき撤去等のボランティアに参加させていただきました。

 お疲れ様でした。