昨日は子供の日、端午の節句である。我が家も、今年2月に生まれた長男の長男、平たく言えば私の孫の初節句ということで、ささやかな小宴を催した。

 夕方には、長男の嫁の御両親とお姉さん親子を自宅にお招きし、ほとんどが自家製のパーティーメニューでおもてなしをした。約3時間ほどの楽しい歓談も終わり、招待客一行が帰ったのは9時半くらいだったと思う。

 現在我が家に孫は3人いるが、健やかに成長してくれることを願うのみだ。



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2階のベランダで一服している孫の鯉のぼり

 そもそも、こんな四字熟語はないが、晴天に恵まれた今日一日を四字熟語で表現するとこうなってしまう。

 朝は、ミニトラクターで畑を耕し、野菜の種をまく準備をした。種をまくのは明日の昼からで、種はもう夕方に買ってきてある。まるで、木下藤吉郎の墨俣の一夜城並みの段取りの良さだ。

 お昼前には家を出て、娘を南海フェリーが出港する徳島港まで送っていった。大型連休ということで、フェリーは満車状態と見え、長い車の列が徳島港を取り巻いていた。

 午後からは、田宮町にあるマキシム陶芸に出向き、素焼きが終わったお茶碗に釉薬掛けをした。42個持っていったお茶碗すべてが素焼きができていたところを見ると、やはり自宅の登り窯で急速に温度を挙げたのが失敗の原因と分かった。これからは、もう二度と素焼きでの失敗はないと思う。

 さて、マキシム陶芸では、社長と二人して42個のお茶碗に釉薬掛けを楽しんだ。適当がモットーの私の釉薬掛けは、プレッシャーは感じないものの、一瞬の気の緩みが思わぬ不本意な結果を招いてしまうから恐ろしい。本焼成が終わり、出来上がった作品に逢えるのは5月11日の午前中ということになった。

 自宅にも釉薬掛けをしたお茶碗を15個持って帰り、これを5月19日に登り窯で本焼成しようという計画だ。失敗の確率が高いが、失敗しないことには改良の余地がない。



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ミニトラクターは、私の何倍も仕事をする



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工房に帰ってきたお茶碗、天命を待つのみだ

 大型連休も後半となったが、今日の午前中、阿南市那賀川町の木工所で木片をもらってきた。いよいよ、登り窯による本焼成の準備開始である。

 以前にもこの木工所で木片をもらっていたが、約2年間のブランクである。今回は、煙突の位置を変更するのと、素焼きと釉薬かけまでは徳島の陶芸店で行うこととし、素焼き段階での無意味な失敗を防ごうというものだ。

 もし、これでも温度が上がらないようであれば、風呂用の灯油バーナーとオイルタンクをすでにゲットしているので、これも併用したいと考えている。

 また、もらってきた木片を自宅の雨のかからない場所に保管できることも大きな変更点だ。実は、その保管場所はこの前まで鶏小屋だったが、鶏が野犬に襲われた後は空き家となっていたのである。

 明日、徳島の陶芸店で素焼きしたお茶碗に釉薬をかける。その半分を自宅に持ち帰り、5月19日に本焼成を行う予定である。



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雨に濡れないことのメリットは計り知れない