2月14日見聞楽 於西方寺 | 三重県曹洞宗青年会のブログ

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三重県曹洞宗青年会は、禅を挙揚する熱き想いにより発足された二十歳代から四十五歳までの青年僧の集いです。

 去る平成27年2月14日伊勢市御薗町の西方寺様に於きまして今年最初の見聞楽を開催致しました。

 

見聞楽とは~見て・聞いて・楽しい・「禅」~という意味の造語で、もっと身近に「仏教」や「禅」の心を感じていただきたいとの思いから始まった三重県曹洞宗青年会(以下、三曹青)独自の試みです。内容は「法要」、「和太鼓演奏」、「雲水カフェ」の3部からなっており、今回は2月15日がお釈迦様の命日であることから「涅槃会」の法要を三曹青会長二村宏一師を導師に執り行い、お釈迦様の功績を讃えその御恩に対し感謝のお経を唱え、参加者の皆様にご焼香していただきました。

  
 
  
 
 
 
続いては我が三重県曹洞宗青年会有志の和太鼓僧伽「鼓司(くす)」による和太鼓演奏です。近年では県内だけでなく、日本全国、更には海外からも演奏の依頼がある「鼓司」はまさに三曹青の看板であります。先ほどの法要の静寂さとは打って変わって迫力のある和太鼓の音が境内に響き渡ります。一心に太鼓を叩く僧侶の姿に寒さも忘れて見入っておられる参加者の方もいらっしゃいました。そして演奏が終わると参加者の皆様から暖かい拍手を頂戴し「鼓司」のメンバーにも安堵の表情が浮かびました。

  
   
  
 
そして最後は「雲水カフェ」です。本堂の中で参加者の皆様は青年僧侶とお茶を飲みながら普段はあまり聞くことの出来ない質問をしたり、僧侶の修行時代の話などを聞いたりしてとてもリラックスした時間を過ごされていました。ちなみにこの日のお茶菓子は2月14日ということでチョコレートでした。

  
   
 
  
 
寒い中ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
尚、次回は4月4日、桑名市の源盛院様に於いて開催致します。事前申込み等は必要ございませんので、皆様ぜひお誘い合わせのうえご参加下さい。
青年会員一同お待ちいたしております。
合掌