ちゃんと書くのは多分、初めてかもしれません。
茎から上は普通の花ですが、葉っぱが・・
「ウズラバタンポポ」です。 漢字では「鶉葉蒲公英」です。
ウズラってあの鳥のウズラです。
キク科、ヤナギタンポポ属の多年草です。
やっぱり、在来種ではなくて、遠くヨーロッパが故郷のタンポポでした。
まず、このタンポポが所属しているヤナギタンポポ属というのは世界に800種もあるそうです。日本では馴染みがあまりなくても、世界では有名なようです。
そしたら、日本には固有種の「ミヤマコウゾリナ」というのがこの属だとか。
それでも日本で最初に見つかったのは1999年というので、まだ25年しかたっていません。その後、持ち前の繁殖力で2006年に長野県の岡谷市で帰化しているのが確認されたそうです。
名前の「ウズラバ」とは、この葉っぱの模様です。
この模様をウズラ(鶉)の卵にあるあの模様に見立てたそうです。
葉っぱは茎に付く葉と、根生葉があります。
でも茎の葉はあまりありませんでした。根生葉は花の時期にもしっかりとあります。この模様、やっぱりちょっと目立ちすぎ・・かな。
花はこんな感じ、まるで「コウゾリナ」です。見分けが出来ません。
出来る果実は瘦果です。