もしかしたらタカネスイバかと思った。

ここは日本海側のスキー場の上部の原っぱと言うか、高原です。

なのでスイバみたいだけど、タカネスイバに会えたのかって思ったけど・・・

 

 

 どうやら普通の「スイバ」のようです。

 ということで、また間違えていかもしれませんけど・・

 「スイバ」のつもりです。

 

 

 別名も有名な「スカンポ」です。

 タデ科、ギシギシ属の多年草です。

 北海道から九州、全国どこでも元気です。

 だいたい直立していて50~80cmくらいのが多いようです。


 

 とにかく観賞用ではないので、だれも立ち止まったりしません。

そして花の時期らしいけど、ごちゃごちゃしていてなんだかよく分りません。

 

 

 でもよく近づいてみると・・・

 意外に面白そうな感じです。

 

 

 この子、なんと雌雄異株だそうです。それも知らなかったですけど・・。

 ということは、近くの河川敷でいっぱい果実をつけているのは、当然雌株ということだし、じゃあ雄株はどれだい?・・ってことです。

 

 

 葉っぱ根生葉と茎葉があります。

 根生葉は長い柄があり、長楕円形です。この根生葉の基部のところは矢じりのような形です。

 茎葉は披針形や楕円形で茎を抱きます。

 そしてシュウ酸を含むので、カダミと同じく、10円玉を綺麗に変身させることができます。

 

 

 もう果実が出来ているのもあります。

 

 

 花は・・なんと書いたらいいのやら・・

 写真の通りです。

 

 

 花序としては円錐花序ですが、何処がって感じです。

 花のひとつは大きさとして3~4ミリ程度しかありません。

 でも花の後に花びらが大きくなって、なんと果実を保護しちゃうんです。

 

 

 花びらとしては6つあります。 

 外側の3つは反り返ってしまい、内側の内花被片は果実を包んで赤味を帯びることが多いようです。

 

 

 花のつくりは、図鑑には雄花は花びらが6つ、雄しべも6つで、その花糸は短くて太い。大きな葯を付けて目立つ。

 

 

 雌花は小さい花がたくさん、直径は約2mmくらいで、雌しべには3つの糸状の柱頭がある。その柱頭に隠れるように内花被片が3つあり、花の後に肥大してこれが果実を包む。 とありました。

 

 

 ちょっと図鑑とルーペと一緒に、明晰な・・・が必要です。

 

 

 でも・・なんとなく、これがそうなのかな・・って感じです。

 もっと仲良くしてもらわないと分かりませんが・・。

 

 

 出来る果実は痩果です。