高原の原っぱの片隅にまとまって咲いているのがありました。

 

 

 近寄ってみると・・・

 うぅぅぅん。 ミヤコグサかなぁ?

 花数からするとやっぱり「セイヨウミヤコグサ」のようです。

 

 

 マメ科、ミヤコグサ属の多年草です。

 生まれ故郷は遠いヨーロッパです。

 それにしても、東と西、何千キロも離れていてもよく似ています。

 

 

 すでに日本に帰化していて全国に広がっているとか・・・

 逆に在来のミヤコグサは少なくなっているそうです。

 

 

 在来との見分け形というか、違いは・・・

 ①花が3~7つくらい放射状に集まるのがセイヨウミヤコグサ、在来のは1~3つくらいと少ない。

 

 

 ②セイヨウは茎や葉に毛が有るが、在来のは無毛。

 

 

 ③セイヨウは斜上するように立ち、在来の茎は地を這う。

 

 

 でも肝心の花はそっくりさんです。

 セイヨウミヤコグサの方がちょっと大きい感じもします。

 

 

 マメ科ですから、花は蝶形花です。

 まず、萼は先が5つに裂けて、この裂片が萼の筒部とほぼ同じ長さ・・だそうです。まぁ、そんな細かいことは気にしませんけど・・。
 

 

 雄しべは2つです。でも雄しべ、雌しべは花の中に隠れていて、外からは見えません。

 

 

 いつも思います。セイヨウミヤコグサなんだから、「ローマ」がいいんじゃない?