最近はあまり健康食品として話しを聞かなくなったようですが、どうなんでしょう。先日、久しぶりに薬草園で見つけました。

 

 

「アシタバ」です。 漢字では「明日葉」です。

 いつもこの名前で思い出すのは「アスナロ(翌檜)」です。

 

 

 セリ科、シシウド属の多年草です。

 別名が「ハチジョウソウ(八丈草)」や「明日草」「明日穂」です。

 故郷は日本、関東地方以南ですが、伊豆諸島や房総半島が知られています。

 紀伊半島にもあるそうですが、それは移植されたものだそうです。

 

 

 花は初夏の頃から夏の暑い時に咲きます。 

 花も果実もちっとも有名ではないのに、葉っぱは超優秀で有名です。

 でも折角、果実が出来たのでパチリしました。 

 

 

 とにかく主役は葉っぱです。

 根から出て、1~2回3羽状複葉です。

 小葉は普通は5つ、とにかくデッカイ葉になります。

 鋸歯があり、基部は茎を抱きます。

 

 

 とにかく優良な緑黄色野菜で、栄養価も高いので・・・

 滋養強壮としてまた、ビタミン類も豊富、薬用としても利尿剤や高血圧の抑制効果も認められているそうです。

 

 

 大きく2つの系統があるそうで、

 葉柄が赤系の「赤茎種」と、赤くならない「青茎種」に分かれるそうです。

 でもその中間のものもあって・・難しいようです。

 

 

 話題にもなりませんが・・・出来る果実は長楕円形の2分果と言う果実です。

 

 

 やっぱりこのデザイン・・・セリ科です。

 小型の宇宙ステーションみたいです。

 

 

 果実ですけど、このデザインだけでもなんか不思議な世界にいるようです。