植物園の片隅で咲いていました。
ちょっと時期が違う・・って感じもしましたが、思い出しました。
「アキザキスノーフレーク」です。
ヒガンバナ科、アキス属の多年草です。
スノーフレークというのは普通は春に咲くのが多いのですけど、それは和名がスズランスイセンと名前がついています。
この秋に咲くのはLeucojum‐autumnale種というのだそうです。
生まれ故郷はポルトガルモロッコなどの地中海沿岸の西のようです。
葉っぱは根生する細い葉で20~25cmくらいになります。
図鑑には「葉は開花後に出て翌年の梅雨時に枯れて休眠する。夏に球根を植えると秋に花をつける」とあります。
そして花もよく見るとスノーフレークと違います。
春に咲くのは花びらの先の所に緑色のスポットがありますが、この秋咲きのにはありません。
花茎の先に1~4つの花を下向きに付けます。
雄しべは6つ、雌しべは1つです。