急に秋がやって来て、野山の花も種類が少なくなりました。

 花を求めて植物園へ・・・

 

 

 秋の花って感じより、春や初夏の花のような勢いがあります。

 去年も見たけど、忘れていました。

 

 

 「ソリダス」でした。  正式には「ソリダス・ファイヤーワークス」というそうです。

 和名は・・・分かりませんでした。
 

 

 キク科、アキノキリンソウ属の多年草です。 もちろん栽培種です。

 生まれ故郷は北米です。

 

 

 葉っぱは互生して付いて長楕円形です。

 上からみると十字対生のように見えます。

 

 

 花は最初、キンミズヒキの豪華版のように見えました。

 調べるとこれがなんと、日本の野山に咲く「アキノキリンソウ」の親類だとわかり、ちょっと親しみも出ています。

 

 

 北米で生まれ育っていめので、本人は「セイタカアワダチソウ」を親戚だと思っていることでしょう。

 日本ではセイタカアワダチソウが圧倒的に多く野生化しています。

 

 

 小さな花がたくさん枝垂れるに咲き見事です。

 キク科の花ですから、中心には筒状花があり、これは両性花です。

 雄しべが5つあり、雌しべは1つです。

 

 

 また、その周辺の舌状花は1列に並ぶ雌性の花です。

 

 

 果実は痩果ですが、資料では日本では種子は出来ない・・と書かれているのもあります。

 

 

 日本のアキノキリンソウが可憐に見えるくらい、豪華な花でした。