花壇にこれがあったのですが・・・・「えぇぇぇと、なんだったっけ」です。
管理している人に聞くと「ホウズキの仲間」と言われました。
どうやら「クロホウズキ」のようです。
漢字では「黒鬼灯」とか「黒酸漿」です。
ナス科、オオセンナリ属の1年草です。
故郷ははるかに遠い南米のペルーだそうです。
そんなに遠くから日本に連れて来られたのが、なんと江戸時代の終わり頃だそうです。
鎖国をしていても何でもあり・・だったのかも・・。
どうやら、あの「オオセンナリ」が元で、その園芸種のようです。
日本のお馴染みの「ホウズキ」は同じナス科ですが、属が違う「ホウズキ属」なので、他人です。
花は春~初秋まで咲いています。 なんか夏に咲いていたような覚えがあります。
花は先が浅く5つに分れて薄い青、筒状の花で、全体としては白です。
そして、果実です。
なんでよく言えばレースのカーテンのようになって・・
虫喰いにあって葉脈が残ったようになっていて、少し中の果実が見えます。
出来る果実は丸い液果だそうです。
この果実を包んでいる袋のようなもの・・怪しいです。
調べたら、萼だそうです。 なんか萼っていろいろ変身するようです。
なんか不思議な果実みたい・・・なので、落ちているのを頂きました。
網の目になった萼をピンセットで外してみました。
簡単に果皮は破れてしまいます。
そしたら・・・こんな種子が出て来ました。
播いてみようかな・・・
この花、いや果実も、ナス科らしく有毒です。