この仲間もいろいろあります。
写真を撮って持ち帰って図鑑で確認しないと・・よく間違えてしまいます。
これは、葉っぱの模様で決めています。
「ミゾソバ」です。 漢字では「溝蕎麦」です。
タデ科、イヌタデ属の1年草です。
ほぼ日本全国の水っぽい所、用水路、小川、ため池・・・・
別名が「ウシノヒタイ(牛の額)」です。 他にも「カワソバ」とか「タソバ」、「ハチモンジソウ」。
ソバの名前がつくのは、果実が3稜形で本物のソバに似ているからのようです。
でもソバにはならないようです。
ウシノヒタイは葉っぱの形が牛を正面から見た時に牛に似ているからです。
細かくはいくつか種類があるようで、図鑑には「オオミゾソバ」、「ヒカゲミゾソバ」、「ヤマミゾソバ」、「コミゾソバ」、「ニシキミゾソバ」・・4種、1亜種、1変種になるとか・・
でも分類も難しい・・と書いてあります。
さらに、白花の品種で「シロバナミゾソバ」というのもあるそうです。
これに、「ママコノシリヌグイ」とか「アキノウナギツカミ」とか「イシミカワ」とか・・・あります。
茎は中空ですが地を這うように広がり、節から根をだして増えていくようですし、茎には下向きの毛もあり他に絡みついたりするのに便利って言ってました。
葉っぱは互生してつきます。その形・・なんていうのか、卵状ホコ形・・ってなってます。
そして今回は半分くらいに「ハ」の字のような模様が入ってました。でもちょっと薄い感じ。
葉先は尖ります。両面に刺毛っぽい星状毛がすこしあります。
花は開いている時がなかなか見れません。
花びらは萼片が花びらの代わりをしています。
これが小さいけれど、アップで見ると結構可愛い花です。
雄しべが8つ、雌しべは1つで、柱頭は3裂します。
匍匐する茎に閉鎖花をつけて子孫を残す・・とありました。
1年草だし、結構進化しているようです。