この花、季節、旬はいつでしょうか・・
たまたま、最近よく目にするのでパチリしましたが、夏にもけっこう咲いていた気もします。
園芸図鑑には花期は初夏~秋とありました。 まぁ、いいか。
「ユーフォルビア」です。
あまり見聞きしませんが、和名が「ユキハナソウ(雪華草)」というそうです。そして別名がなんと・・・「シラユキヒメ(白雪姫)」とか・・です。
でも呼ぶのもちょっと恥ずかし・・・。 でも白雪姫というのは主に11~1月が花の時期のようです。
トウダイグサ科、ユーフォルビア属の多年草です。
この仲間は本来は低木らしいのですが、日本では多年草です。
生まれ故郷は中米、メキシコ~エルサルバドルあたりのようです。
やはり、難敵のトウダイグサ科。ますます強敵です。ポインセチアの仲間です。
びっくりしたのは、この属にはなんと2000種以上も仲間がいるそうです。
一属がみんな集まったら・・もう大変・・なにがなんだかわからないでしょう。
日本で園芸店などで販売しているのは「ダイヤモンド・フロスト」という種類のようです。
本にはドイツで栽培されていた「ユーフォルビア・ヒペリキフォリア」という種類から2007年に突然変異で誕生した園芸品種となっていました。
茎がたくさん分枝しています。茎や葉っぱから白い乳液を出すそうです。
この白い花びらのように見えるものは、苞という花序の下につく葉です。
花序はトウダイグサ科の特徴である杯状花序です。
トウダイグサ科の仲間は花の退化傾向(図鑑などでは退化という言葉で解説されていますが、退化というのは個人的には違うのでは・・と思ったりして。)が進んで、雄しべや雌しべが1本だけというのが多くなっているそうです。そして、雌花が1つに対して雄花が数個が集まって、苞に包まれた杯状花序という花を作ります。そして苞には蜜腺があり、虫が寄って来ます。
苞が花びらになっているのですね。装飾花みたいなものです。
今年はショウジョウソウに会いましたが、これは全くタイプが違いますが・・・。
なんかお気に入りになりそう・・。
最近では八重の「ダイヤモンド・フィズ」というのや、小さくて白い花の品種がいろいろ作出されているようです。