最初に会った時は「不思議な花たぁぁぁ」とか「なんか変な花」って本当に思っていました。

恥ずかしながら、それからウン十年・・信じるものは救われず・・花ではありませんでした。
 

 

 あの春から初夏に咲く「ショウジョウバカマ」です。

 「猩々袴」。 その花のあと。

 

 

 この果実は蒴果ですけど、デザインや内容の説明は当然出来ません。

 

 

 ショウジョウバカマはシュロソウ科、ショウジョウバカマ属の多年草です。

 日本固有種といいたいけど、朝鮮半島、ロシアにも暮らしています。

 

 

 葉っぱや花は特徴的でお馴染みです。

 その花が終わりになると、今度はこの花茎がグングンと伸長します。

 そして50~60cmにも伸びて果実をつけます。

 

 

 茎を伸ばして高くするのはタンポポみたいです。

 出来る果実は蒴果ですが、この果実が大きく3つにくびれて、内側中央の縫合線から2つに裂けるそうです。

 

 

 ちょっと離れて見ると、割れた蒴果が花びらに見えません?


 

 種子は線形で両端に糸状に付属体がついています。

 これも何の役に立つのか・・ちょっと謎です。

 

 

 

 

 ちゃんと分解して・・よく見たくなりました。