昨日のヒカゲノカズラとエゾヒカゲカズラの関係とよく似たのがありました。
標高2000メートルくらいの亜高山に咲いていたのがコレです。
そしてよく似たのが「キバナノカワラマツバ」です。
山の上で咲いていたので、多分「エゾノカワラマツバ」ではないかと思います。
でも、その違いは「種子に密に毛があるかないか」の違いだそうです。
ということは、この花の時期では区別は難しいようです。
アカネ科、ヤエムグラ属の多年草です。
北海道~九州で暮らしています。
でも仲間は他にもいて、「カワラマツバ」は花が白っぽいのですぐにわかります。
名前になっているように、葉っぱがこんな感じです。
でも図鑑の解説で今回びっくりしたのは、葉っぱが8~10本くらい輪生するようについていますが、実は本来の葉っぱは2枚が対生していて、他の6~8本くらいは葉ッぱに化けた?托葉だそうです。
花は淡黄色で茎の先や上の葉腋あたりから花枝を出してたくさん咲かせます。
花冠は杯形なのですが、先が4つに裂けて、4枚の花びらに見えます。
雄しべは4つ、雌しべは1つで花柱は2裂します。
茎が倒れるように斜めになっているのが結構ありました。
出来る果実は2つの分果です。