山上の池の周りに木道が敷かれています。ササなどがおおいのですが、その陰に小さな花が・・・

 

 

 とりあえずパチリしておきました。

 

 

 それから10日あまり、図鑑を何回も見てたどり着いたのが・・

 「ヒメイチゲ」です。 漢字では「姫一華」です。

 

 

 キンポウゲ科、イチリンソウ属の多年草です。

 本州の近畿以北~北海道の亜高山帯から高山帯で暮しています。

 さらに寒いシベリアの東部、サハリン、樺太、千島、朝鮮半島や中国東北部などの広い範囲ですが、みんな寒い所です。

 

 

 ヒメイチゲって思ったのは、この特徴的な葉っぱです。

 茎に出る葉っぱが3枚が輪生する様についています。その1枚は3つに大きく分かれていて葉っぱが9枚あるように見えます。

 根生葉もあって1回3出複葉です。

 

 

 花の大きさは1cmくらいしかありません。 白く5つの花びらですが、この花もキンポウゲ科で、萼片が花びらの役目になっています。本来の花弁はありません。