見るからに縁の下の力持ちって感じです。
花がないと全く分かりません。
花があっても図鑑をみないとわかりません。
「ジャノヒゲ」か「オオバジャノヒゲ」です。
葉っぱが大きめなので「オオバジャノヒゲ」としました。
キジカクシ科、ジャノヒゲ属の常緑の多年草です。
「大葉蛇の鬚」 ヒゲの字は鬚になっていました。
本州~九州で暮らしている日本固有種です。
花は真面目に見たのは初めてかも・・。
花びらは6つ、雄しべも6つ、雌しべは1つです。 雌しべの柱頭は3裂します。
このジャノヒゲ、リュウノヒゲとも言われますが、本当は「尉の鬚」が正しいとのことです。
尉とは能面で老人の面のことだそうです。この葉っぱをこの尉の面のあごひげに見立てたのが名前の謂れだそうです。
なので、名前とこの花は関係ないようです。
そして多くは匍匐枝を出して増えるようです。
そして、このオオバジャノヒゲの園芸品種で人気者が「コクリュウ(黒龍)」だそうです。