名前がどうも・・でもこのひょろひょろと長い花茎に花が咲いてます。
気になってずっと調べていました。
そしてまたまた多分ですけど・・
「ヤマハタザオ」だと思います。 山旗竿です。
アブラナ科 ヤマハタザオ属の多年草です。
これとよく似たのがハタザオです。
ハタザオはアブラナ科ですが、ハタザオ属なので親戚ではありません。
この2つの違いがイマイチでした。
ヤマハタザオは北海道~九州で暮らしていますが、日本以外の朝鮮半島、中国、ロシア、中東や西アジア、ヨーロッパや北米・・すごい広く分布しています。
ロゼットを作って冬を越します。
ハタザオも似たような所で暮らしているようです。
ヤマハタザオは草丈が10~80cm、ハタザオは30~120cmくらいです。 そしたら、海岸近くで暮らしているは「ハマハタザオ」というのもあり、20~40cmだそうです。
これが多分「ヤマハタザオ」だと思ったのは、葉や茎にある毛が普通の白毛と先が2つに別れた又状毛(2分毛)に覆われる・・とあったからです。
で、あらためて、その毛を見ると…確かに2つに別れていました。
花はアブラナ科らしい花です。
花は萼片が4つ、花びらも4つ、雄しべは6つ、雌しべは1つ。
雄しべは4本が長い「4強雄しべ」です。
出来る果実は角果で、2~6cmくらいの線形です。 この果実に入る種子が2列に並ぶのがハタザオ、1列なのがヤマハタザオです。