ちょっと前に本家の「ヒイラギ」に会いました。
この「ヒイラギ」が名前につくのも色々ありますし、比較的簡単に見られます。
家の垣根に植えている方、公園などにもあります。
「シナヒイラギ」です。
モチノキ科、モチノキ属の常緑低木、小高木です。
漢字では「支那柊」です。
名前の通り、故郷は中国や朝鮮半島です。
例のごとく、別名がたくさんあります。
「チャイニーズ・ホーリー」、「クリスマス・ホーリー」、「ヒイラギモチ」、「ヒイラギモドキ」、「ヤバネヒイラギモチ」・・・
本名(和名)と別名がみんな同じくらいの扱いというか、使われていて、どれが本当の和名か分かりません・・。
ヤマケイの「日本の樹木」では、このシナヒイラギで記載されています。
花の季節は初夏だったと思います。小さくてちょっと黄色っぽい、花ぴらが4つの花です。
どちらかと言うと、花よりこのユニークな「葉っぱ」や果実の方が注目度が高いようです。
革質で光沢のある葉です。葉っぱらしい濃い緑色。
この葉っぱのカタチがいろいろで面白いです。
多くは四角形状や楕円形に近いもので、互生に付きます。
そして防犯にもなるトゲがお見事‥ですが、トゲの数は少なめです。
トゲの出ていないのもあります。
このシナヒイラギ、実は雌雄異株だそうで、雄花、雌花がありますが、写真に撮ってあるハズですが見つかりません・・。
ヒイラギはモクセイ科です。ヒイラギという名でも親戚ではありません。
下の葉のようなのはみんな「ヒイラギ」に似ているので名前がついているようです。
「セイヨウヒイラギ」、「ヒイラギナンテン」、「アメリカヒイラギ」、などもよく見られます。