一昨日の花壇のキクなどの続きです。
だいたい40種類くらいのキクたちがありました。
キク科でもダリアみたいなキク、キクみたいなダリア・・ごちゃごちゃになりました。
一般的には咲く時期が違いますが、ダリアは6~7月が普通ですが、最近は秋咲きのものもあるそうです。
12月に入ってもこんなに賑やかです。
※・・文と写真は関係ありません。
花壇に咲いてたキクとキクみたいな花をランダムにアップしただけです。
前回は「和菊」の主な特徴をリストアップしました。
簡単には
①「古典菊」とは江戸時代に作出された品種たちのことです。
②「江戸菊」は「正菊」とも言われ、江戸を中心に発達した菊で、いったん開花後に花弁が中心に向かって折れて巻くように咲くので狂い咲きとも呼ばれます。咲き方はさらに丸抱え、乱抱え、折抱えなとに分かれる。
③「嵯峨菊」は花弁が細くて直立するタイプ。京都の嵯峨が発祥の地で花は細い菅状で、咲き始めは花弁が縮れているが、開ききると概して立って箒状になります。分枝して枝咲きになり、繊細な花容が好まれ、ポットマムの品種にもなっている。
④「伊勢菊」は中輪で細い花弁が縮れるタイプ。花弁の重ねが厚く、縮れながら垂れ下がってホウキを逆立てたように咲くが花芯部は見えない。
⑤「松坂菊」は大輪で細い花弁が縮れるタイプ。
⑥「美濃菊」は八重咲の大輪。
⑦「肥後菊」は大輪の一重。花弁の間にすき間がある。江戸時代、熊本で栽培が始まった系統で11~12月咲きの晩生。平弁と管弁の品種があるが、一重咲きで花弁間にすき間があり、花容は淋しいが気品がある。
仕立て方もいろいろあるそうです。
主に「輪菊」、「花壇菊」、「菊細工」、「菊人形」、「懸崖作り」などです。
また、花の大きさやそのデザインでの分類もあります。
「大輪菊」、「中輪菊」、「小輪菊」、「奇花菊」などがあります。
さらに、開花する時期でも系統があるとか・・。
大輪咲きは「大菊」とも言われ、直径が18~20cm以上もあります。
内容も多彩にあり
①「厚物」・・大掴み、抱え咲き、厚走り。
②「管(くだ)物」・・太管、間管(まくだ)、細管。
③「広物」・・一文字、美濃菊と言われるものがあります。
中輪菊は舌状花の形で、「平弁」、「管弁」、「さじ弁」に分かれ、
さらに、「肥後菊」、「嵯峨菊」、「伊勢菊」という作られた産地、系統があります。
小輪菊には一重と八重があり、やはり舌状花のタイプで、「平弁」、「管弁」、「さじ弁」に分かれます。
奇花菊(きかぎく)は「鑼弁菊(かがりべんぎく)」と言われるのが代表?。
名前も字も難しい。きっと花も難しそう・・。
一般的には秋に咲くのが多いと思いますが、「夏系」、「夏秋系」、「秋系」、「晩咲」、「寒菊」、「二度咲き」とあります。
「和菊」があれば、当然「洋菊」があります。
おおきく3つに分けられるそうです。
図鑑では・・
①「マム」で、スタンダードタイプ、主に一輪咲き。クラシック・マムとも呼ばれる。オランダで作られたものが多い。中輪~大輪が多い。
②「スプレーマム」というものでスプレー菊。小菊タイプ。ヨーロッパ各地で作られ、1974年にオランダから日本に伝えられたそうです。
③「ボットマム」 鉢植えのもの。1950年代にアメリカで作られた。矮性種として育種されました。
そしたら、洋菊にはその花の形で13の分類があるそうです。
もう、お腹いっぱいですが・・・
咲き方の名前だけ拾うと・・
①不規則な内巻き咲き。
②レフレックス咲き
③規則的な内巻き咲き
④デコラティブ咲き
⑤中間的巻き咲き
もうほとんどダリアみたい・・・矮性八重の「エゾギク」?
⑥ポンポン咲き
⑦一重咲き、半八重咲き
⑧アネモネ咲き
⑨スプーン咲き
⑩クイル咲き
⑪スパイダー咲き
⑫ブラシヌ、アザミ咲き
⑬その他
これは「オステオスペルマム」のようです。
いゃぁ、花壇に咲いているのを片っ端からパチリしましたが・・・
もう「後悔先に立たず」です。
理解はもとより、整理も出来ずに・・ただ並べてしまいました。
ラン科、キク科、イネ科、トウダイグサ科、シダ・・・みんな恐ろし・・。