図鑑には他の「イヨアブラギク」、「サンインギク」、「ツルガカンギク」などのキクの基本種だそうです。
舌状花と筒状花が黄色です。
「シマカンギク」です。 漢字では「島寒菊」ですが、何故「島」なのかはよくわかっていないそうです。
キク科、キク属の多年草です。
本州の近畿地方り西、四国や九州で多く暮らしているようです。
日本以外では朝鮮半島、中国の東部、遠くはインドやヒマラヤ山麓でも見られるとか。
そしたら、どうも只者ではないようで、多くの園芸種はこのシマカンギクの変種で地を這うタイプの「ハイシマカンギク」というのと、「チョウセンノギク」との交配によって作られたものがモトになっているそうです。
別名ガ「ハマカンギク」とか「アブラギク」と呼ばれているようです。
葉っぱはこんな歯です。何型?・・っていうの。
普通、舌状花は黄色ですが、白や赤、紫っぽいのもあるとか・・。
総苞は半球形で総苞片は4列に並んでいます。
舌状花は雌性で、20個くらいです。
筒状花は中央にかたまっていて両性です。
出来る果実は痩果です。
関西以西で山野に咲く黄色いキクと言えば、殆どこのシマカンギクだそうです。