草花、樹々の花を追いかけていますが、その花を咲かせた結果、果実もちゃんと見たいと思いつつ、ついつい見逃してしまいます。

 今回たまたまその果実のいくつかを見つけました。

 

 

①メハジキです。

 

 目弾き。 シソ科、メハジキ属の1年草です。

 シソ科の花は何段にも花を付けますが、このメハジキは高層マンション並みでしょう。

 これは12段ありました。

 

 

 全草が薬にもなる優れものですし、果実は分果で4つあります。

 

 

 

②ヤブレガサです。

 葉っぱが一番有名です。 花はモミジガサの花に似ていると思います。

 でも果実は・・どんなだったっけ?って感じです。

 

 

 あのユニークな葉っぱとは全然関係ありません。

 この果実だけ見ていたら何だかわかりません。

 

 

 この果実、何か他でも見たような・・でも思い出せないし・・

 

 

 種子や冠毛についてちゃんと調べればもう少しまともなことが書けそうですけど・・

 

 

 ③センニンソウです。

 

 

 もう果実も風にのってGotoトラベルしちゃったようです。残り僅かでした。

 

 

 キンポウゲ科の花なので、雄しべも雌しべもたくさんありました。

 そしてこんな果実になっています。

 

 

 何個かがくっついているのでしょうか?

 

 

 

④カリガネソウです。
 

 

 あの不思議な設計図で咲いた花の形からはこれも全く想像できななった・・普通の果実。

 でもなぜか‥臭います。 ちょっと苦手な臭い。

 

 

 臭いに負けず接近!

 

 

 触ると手に臭いがつきました・・。

 

 

 果実が熟す前に食べられないようにって、この臭いで守っているのかも知れません。

 

 

 

⑤ツリフネソウです。

 某「みちくさ散歩」という番組でも紹介されていました。

 観察会で講師が参加者を楽しませる「技」のひとつ。
 

 

 このツリフネソウの果実、ちょっと前まで咲いていた花を思い出すとこれも全然違うデザイン

ですが、まぁホウセンカなどと同じようです。

 

 

 どれくらい種子を弾き飛ばすことが出来るのか‥調べた人もちゃんといるようです。

 

 

 でも弾けた後のこのクルッとまるまった具合、半端じゃない、スゴイ力を使っている・・

バネでも仕掛けているようです。

 

 

 

⑥イヌコウジュです。

 シソ科、イヌコウジュ属の1年草です。

 上の果実たちと比べると地味、普通・・です。

 取り上げるほどでもない・・かも。

 

 

 でもシソ科らしいのがわかります。

 

 

 シソ科でも最初のメハジキとは別のパターンです。

 このパターンの方が一般的というか多い感じです。

 

 

 

 

⑦ヒガンバナの葉っぱがあったので・・・

 果実ではありません。

 ヒガンバナの花の時期には見られませんね。

 「葉見ず、花見ず」です。

 この時期に一生懸命栄養を地下に蓄えています。

 

 

 

⑧ノブキです。

 どうもこのカタチが気になって・・オモシロ過ぎでしょう。

 腺毛というか先にほうがネバネバです。

 

 

 ヒッツキ虫の一つ。

 

 

 

⑨ヌスビトハギです。

 典型的?、理想的な「抜き足差し足」の足跡です。

 綺麗なのがなかなかなくて・・・。

 ヒッツキ虫の代表取締役。

 

 

⑩ゲンノショウコもお馴染みですが・・

 

 

 「ミコシグサ」と呼ばれるのにふさわしいのを探していました。

 

 

 

 

 ⑪メナモミ

 ヒッツキ虫の代表の一つでしょう。

 今年は少し少なくなった感じです。

 

 

 キク科、メナモミ属の多年草です。

 「オナモミ」もヒッツキ虫の代表ですがすごく少なくなっています。

 オナモミとは果実の形が全く別もの。

 

 

 他にもありましたが正体不明でした。