タデ一家の面々にも今年はたくさん挨拶しました。
来年はもっと仲良くして下さいよ。
「ハナタデ」です。 漢字では「花蓼」です。
タデ科、イヌタデ属の1年草です。
別名が「ヤブタデ」というそうで、どっちにしてもちょっと見下したような失礼な名付けです。
ちゃんとした在来種ですが、日本全国で暮らしています。日本以外でも、北は南千島やウスリー地方、朝鮮半島から中国、南は台湾から東南アジア、西はヒマラヤまで、広範囲で元気よく暮らしています。
近所ではイヌタデが終わったら次はコレって感じです。
でもよく似ているので区別も大変です。
一番の目印が上の葉っぱです。
この葉っぱにある模様というか、葉の中央あたりにあります。これがハート形なんかだと一気に人気赤丸急上昇・・ってところですが、なんとも曖昧な地味な模様です。
この模様の意味・・絶対に有るはずですが・・ちょっと見当がつきません。
葉っぱの形も披針形~長楕円形で咲きが細くなって尖ります。一方のイヌタデはもう少し丸みがあり、卵形~長卵形ですが・・もう忘れてます!。
花が小さくて、イヌタデと比べると花茎に疎らに付きます。
花が梅の花のように咲く・・ので、ハナタデになったそうですが、今回はみんなツボミ状でした。
花は花びらのように見えるのは萼片で5つに裂けます。
花色も白に限りなく近い感じのものや薄紅色、ちょっと濃い目のとありました。
でも白いのは「シロバナハナタデ」として別扱いするようです。
雄しべが7~8つ、8つが多いようです。 雌しべは1つです。
出来る果実は卵形で3つの稜がある痩果です。
次はちゃんと開花しているのをパチリしたいです。