今、原っぱなどで元気な草の代表の一つ。

 名前もちょっと不思議ですが・・そして何種類かありますが、違いも今一つよくわかっていませんが・・

 「ヒカゲイノコズチ」と「ヒナタイノコズチ」がメイン、他に「マルバイノコズチ」、「ヤナギイノコズチ」などがあるそうです。

 

 「ヒカゲイノコズチ」 です。漢字では「日陰猪の子槌」です。

 イノコズチと言えば一般的にはヒカゲイノコズチのことだそうです。

 

 

 ヒユ科、イノコズチ属の多年草です。

 本州~九州、沖縄、台湾などで暮らしているそうで、近所では山道、荒地、雑木林などの林縁で咲いてます。

 日陰が好きなのかどうか・・・イマイチ分かりません。
 

 

 茎は四角ばっていて、葉っぱは対生に付きます。

 葉の形は卵形や長楕円形で先が尖ります。

 ヒカゲイノコズチの葉は薄い葉で、ヒナタイノコズチの葉は厚みがあるそうです。

 

 

 花は茎先、枝先に細長い花序がでますが、ヒカゲイノコズチの花序の方が長いようです。

 

 

 花は地味です。花びらは5つで咲きが尖っています。

 雄しべが5つです。図鑑では「雄しべと雄しべの間に仮雄しべがある」となっていますが小さくてよくわかりません。 雌しべは1つです。

 

 

 勝手にこれはヒナタイノコズチでは・・と思ったものです。

 ヒナタイノコズチは確かに日が当たる所が好きみたいです。

 花序の長さが比較的短いことと、花がくっつくように密に付きく・・とあるのでコレかな。

 

 

 でも区別のポイントは小苞のようで、「ヒカゲイノコズチの花の基部に1つの苞と上側に紫褐色の先の尖った2個の小苞がある。小苞の基部には1mmくらいの白い半透明の付属物が付く。ヒナタイノコズチの小苞の付属物はより小さくて目立たない」とありました。

 

 

 果実は胞果というもので、花被と一緒に1個の小苞が果実に残るそうです。これが服などに

くっつく「ひっつき虫」になります。

 

 

 葉先の尖らないのがありました。

 どうやら「マルバイノコズチ」かも。

 

 

 花のつくりなどは同じに見えます。 つまり・・わかりません。

 

 

 

  科捜研小屋で見ようとしたけれど・・

 

 

 

 

 

 

 雄しべ5つ、雌しべ1つ。

 

 

 まぁ、今年はここまでかな。