なんか自分の中では「ムラサキウンラン」でインプットされているのですが、花は紫だけではなくて多彩でいろんな色があります。花壇でも大人気です。

 

 「リナリア」です。  別名が「ヒメキンジョソウ」です。

 

 

 ゴマノハグサ科、ウンラン属の1年草で、園芸品種です。

 もともとの故郷は北アフリカや南ヨーロッパ、ポルノグラフィティたりですが、ウンラン属の「ビパルティタ」とか「レティキュラータ」などを種間交雑させて作出したものだそうです。

 

 

 図鑑に書いてあるので謎が・・

「花をつける茎は直立し、花をつけない茎は横に広がる」・・・へぇぇぇ・・です。

 

 

 葉っぱは互生して形は線形で先が尖ります。

 

 

 花色は紫色、黄色、赤、オレンジ、白、ピンク、複色・・揃えるだけでも大変そう・・。

 萼は基部近くまで5裂しています。

 花冠基部は筒状で基部には距があります。

 はるの花壇をより華やかにしてくれます。

 

 

 花は唇形花です。2つの唇形です。

 下唇の中央が膨らんだようになっています。

 上唇は直立して2裂しています。

 

 

 雄しべは4つで前にある2つが長い雄しべです。

 めしべは1つです。

 

 

 出来る果実は蒴果です。

 ウンランと名前があるのもいろいろあります。

 超細身の「ホソバウンラン」、葉っぱがマツバのような「マツバウンラン」・・

 でももちろん、ランとは無関係ですけど・・。