果実のなる木。 意外と多くあります。学校校庭、庭、公園樹・・。さすがに街路樹はあまりありませんが・・そして、樹高も高からず、といって低くもなく、花も今いっぱい咲いてますが手が届かず、花をよく見れませんでした。

 今年こそ・・手の届くところで花が欲しい・・。

 

 「ビワ」です。 漢字では「枇杷」です。

 

 

 バラ科、ビワ属の常緑低木~高木です。

 故郷は日本や中国、東アジアの温帯~亜熱帯にかけてで、10種類くらい暮らしているようです。

 

 

  葉っぱは互生して付いて、独特のデザインです。葉っぱだけでビワって分かるくらいです。

それは形と葉先が歯牙状になっていること、また、羽状の脈がはっきりしていること。

 

 

 花は12月になると咲きだし、1月中頃まで見られます。

 花を鑑賞することはあまりないようです。

 

 

 出来る果実は偽果、ナシ状果です。 食べる所は花床が肥大した部分です。

 

 

 花は花びらが白く5つです。雄しべがゴチャゴチャとしてありますが数えるとだいたい20本。

正しくは雄しべは10対あって20本になっています。

 雌しべは「中合雄ずい」というそうです。柱頭は5裂(3~4つと書かれているのもあります)します。


 

 図鑑では1つの花序で花が60~70個咲くそうですが、気前のいいヤツは200個くらい花をつけるそうです。

 

 

 萼片や柄にも細かい毛が密生しています。

 

 

 花は萼に覆われていて、そこが裂けて、白い花びらが出ます。ここから開花するまでが時間がかかり10日~2週間くらいで開花します。

 

 

 開花すると4~5日でこんどは花びらが落ちてしまうそうです。

 たっぷりの蜜を蓄えていて、鳥たちもよくきます。

 

 

 なんかわかったような・・わからないような・・

 イマイチ、ぱっとしません。