毎年植えている所が増えているようです。
近くの大きなマンションの空き地でも突然出現しました。
この大きさなので、「出現」です。
「コウテイダリア」です。
「皇帝ダリア」です。 別名「キダチダリア」。
キク科、テンジクボタン(ダリア)属の多年草です。
寒さに弱いとされていますが、温暖化なので、日本でも元気いっぱいに見えます・・。
典型的な短日植物ですけど、この仕組みはなんかすごいです。
とにかくこの背丈です。
最近は大きくなるヒマワリも敬遠されていますが、これは別格でしょうか。
生まれ故郷のメキシコ~中米では標高が1500~1700メートルの山地帯で暮らしています。
草丈は・・・そう、草なんですけど・・・7~10メートルになるそうです。
日本ではだいたい3~4メートルくらいでしょうか。
もし日本で7メートルにもなったら・・大変です。
大きくて樹木のようだけど本物の草本です。
そして大きさと正比例するくらいとっても繊細なようです。
とにかく寒さが大敵とされています。
球根がありますが、地中温度が5度C以下になると球根も枯れてしまうそうです。
また、霜に弱く、3度C以下ではダメです。
茎はすごい茎。まるで竹のようです。
膨れた「節」みたいになっています。角ばった茎に・・
葉っぱもすごい。
葉っぱは互生して付きますが、2~3回羽状複葉で立派です。
花は・・高い所で咲いていて、なかなか細かいところが分かりません。
一つ欲しいくらいです・・。
花は・・高い所で咲いているのが多く細かいところが分かりません。
一つ欲しい・・。
舌状花は8枚が基本形です。
中央の筒状花はちょっと小さめ、向日葵と反対です。
ダリアなので、さっそく園芸種が次々と作られています。
白花タイプ、八重咲、黄色と白の混じるもの・・・
出来る果実は痩果です。