どこかで見たぞ・・薬草園?、近所の団地花壇?  忘れた。

 何かと勘違いしているだけかも知れません。

 

 「ヌマツルギク」です。  漢字では「沼蔓菊」です。

 

 

 キク科、スピランテス(オランダセンニチ)属の多年草です。

 故郷は北米の南部のようです。

 日本に1975年に福岡で帰化が確認されてようです。現在では関東まで進出中です。

 沼地、水路脇などが好みだとか・・。

 

 

 葉っぱは対生について形は三角状の卵形です。葉先は尖ります。基部は広いクサビ形です。縁の上は全縁ですが、下は粗鋸歯があります。表面はシワっぽい感じで三行脈が目立ちます。

 

 

 この花は年2回、咲くシーズンがあるそうです。

 春と晩秋に開花のピークがあるようで、なんといったらいいのでしょう。

 

 

 花茎の先に花をひとつ。

 舌状花は黄色で8~12枚です。

 筒状花は橙黄色でたくさんの両性化の集まりです。

 

 

 舌状花は雌性です。

 筒状花の一つは花冠が5つに裂けます。

 

 

 出来る果実は痩果です。