本当は道端ではまだ見かけません。河原や土手です。

 いつもは近くの河原で咲きましたが、去年の台風で流されてしまったらしい・・です。

 

 「タマザキクサフジ」です。  漢字では「玉咲草藤」です。

 マメ科、タマザキクサフジ属の多年草です。

 生まれ故郷はヨーロッパですが、北米、中近東各地で帰化しているようで、日本には1981年に札幌で帰化が確認されたようです。

 

 

 資料では昭和10年(1935年)に牧草用として輸入されたのが始まりだったとか・・。

 でも全草にコロニリンを含み有毒だそうです。

 葉っぱは互生について、奇数羽状複葉です。小葉は長楕円形です。  

 

 

 別名が「クラウンベッチ」というそうで、マメ科の王冠です。

 

 よく見ると いい花ですが、日本では初夏から咲いて所によって夏いっぱいくらい咲いているようです。

 どこがで見たような花・・・そうです、ゲンゲによく似ています。

 花の季節は初夏が中心のようですが、夏いっぱいくらい咲いていることもあるようです。

 

 

 花はマメ科特徴の蝶形花です。

 上弁がピンク色、下弁が白で、爽やかな感じです。

 このピンクの花びらは旗弁、2枚の竜骨弁(舟弁)を横の翼弁が挟むようになっています。

 マメ科もその種類はたくさんありますし、大切な食料だし・・この花の知名度ほとんどありません。

 

 

 

 

 

 

  マメ科

蓮華じゃん

 

 

 出来る果実は豆果です。