年末に中掃除をしました。毎年その時には好きな音楽を聴きながらです。

 午前中はジャズを流しながら・・ オスカーピーターソン、セロニアスモンク、МJQ、ビルエバンスなどの有名どころです。

 午後はフォーククルセダーズの再結成・解散コンサートをNHKのアーカイブ版ですが、聴きながら、歌いながらの掃除タイムです。なので半分、泣きながらの掃除でした。

 その時に「白い色は恋人の色」 なんて曲も流れ、その歌詞に♪

 花びらの白い色は恋人の色

 なつかしい白百合は恋人の色

 ふるさとのあの人の

 あの人の足もとに咲く白百合の

 花びらの白い色は恋人の色・・・・

 

 この時期はコレだな・・・
 そして、冬に咲いてくれるスイセンの2つ目に逢いました。

 

 「ペーパーホワイト」です。

 

 

 和名は「シロバナスイセン(白花水仙)」です。 スイセンでいいのか、ズイセンと濁るのか?

分かりませんけど・・。また「フサザキスイセン」として言われることもあります。

 でも、フサザキ(房咲)は1つの花茎にたくさんの花が咲くことをいうので、ニホンズイセンもフサザキスイセンです。

 

 

 ペーパーホワイトは花びらと副花冠が白です。また、これが黄色いのもありますけど、それは「ソレイユドール」というそうです。

 

 このシロバナスイセンとニホンズイセン・・どちらも同じように説明されていて本当の所はよくわかりません。

 

 

 ①生まれ故郷、②中国への伝わり、③日本へ連れて来られた時期・・

多くの図鑑や資料では、故郷は皆と同じく、西ヨーロッパ、地中海沿岸地域や北アフリカです。

シルクロードなどで中国へ伝わり、日本へは平安時代にやってきた・・というのが多いです。

 また、当初はフサザキスイセンと同一のものとされていました。しかし、研究が進み、イギリスの王立園芸協会の分類が確立して、このシロバナスイセンは原種の一つでフサザキスイセンの亜種で、別のものだと確認されました。正式の分類では「タゼッタ水仙」となります。

 そして、図鑑ではこれがニホンズイセンの原種に当たる(?)と書かれていました。

 

 

 葉っぱも謎です。根際かららせん状の捩れています。4枚が基本だそうですが、細長いのは同じ・・。ではなぜ捩れているの?・・ただ世を拗ねているの? 

 

 花のつくりは同じです。外花被片が3つ、内花被片が3つ、なのでいわゆる花びらは6つ。雄しべは6つです。この雄しべ、長いのが3つ、短いのが3つです。雌しべは1つです。

雄しべの長短の意味については今年は分かりませんでした。特に短い3つは花びらの筒部の中にあるので長い3つとは役割が違うはずです・・。

 

 

 そして出来れば果実は蒴果です。(ほとんど球根の分球で増えます)

 でも、花はやはり、気位が高いというか、キリッとした気品を感じます。

 

  で、故郷に咲いているのではなくてウチのを・・

 

  外花被片を3つ外しました。

 

 

 次に内花被片も3つ取りました。

 

 

 副花冠のところから2つにカットしました。

 

 

 

 長い雄しべが3つ、やや短い雄しべが3つ・・確認しました。

 

 

 雄しべには花粉もついていますが、

 

 花の下にある膨らんだところ、子房ですが、ちょっと中を探検します。

 

 

 胚珠があります。でもスイセンの胚珠は熟すことができないようです。

 もっぱら地下の球根が分かれて増えるのですけど、花を咲かせても種子がうまく出来ないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 年末に中掃除をしました。毎年その時には好きな音楽を聴きながらです。

 午前中はジャズを流しながら・・ オスカーピーターソン、セロニアスモンク、МJQ、ビルエバンスなどの有名どころです。

 午後はフォーククルセダーズの再結成・解散コンサートをNHKのアーカイブ版ですが、聴きながら、歌いながらの掃除タイムです。なので半分、泣きながらの掃除でした。

 その時に「白い色は恋人の色」 なんて曲も流れ、その歌詞に♪

 花びらの白い色は恋人の色

 なつかしい白百合は恋人の色

 ふるさとのあの人の

 あの人の足もとに咲く白百合の

 花びらの白い色は恋人の色・・・・

 

 この時期はコレだな・・・
 そして、冬に咲いてくれるスイセンの2つ目に逢いました。

 

 「ペーパーホワイト」です。

 

 

 和名は「シロバナスイセン(白花水仙)」です。 スイセンでいいのか、ズイセンと濁るのか?

分かりませんけど・・。また「フサザキスイセン」として言われることもあります。

 でも、フサザキ(房咲)は1つの花茎にたくさんの花が咲くことをいうので、ニホンズイセンもフサザキスイセンです。

 

 

 ペーパーホワイトは花びらと副花冠が白です。また、これが黄色いのもありますけど、それは「ソレイユドール」というそうです。

 

 このシロバナスイセンとニホンズイセン・・どちらも同じように説明されていて本当の所はよくわかりません。

 

 

 ①生まれ故郷、②中国への伝わり、③日本へ連れて来られた時期・・

多くの図鑑や資料では、故郷は皆と同じく、西ヨーロッパ、地中海沿岸地域や北アフリカです。

シルクロードなどで中国へ伝わり、日本へは平安時代にやってきた・・というのが多いです。

 また、当初はフサザキスイセンと同一のものとされていました。しかし、研究が進み、イギリスの王立園芸協会の分類が確立して、このシロバナスイセンは原種の一つでフサザキスイセンの亜種で、別のものだと確認されました。正式の分類では「タゼッタ水仙」となります。

 そして、図鑑ではこれがニホンズイセンの原種に当たる(?)と書かれていました。

 

 

 葉っぱも謎です。根際かららせん状の捩れています。4枚が基本だそうですが、細長いのは同じ・・。ではなぜ捩れているの?・・ただ世を拗ねているの? 

 

 花のつくりは同じです。外花被片が3つ、内花被片が3つ、なのでいわゆる花びらは6つ。雄しべは6つです。この雄しべ、長いのが3つ、短いのが3つです。雌しべは1つです。

雄しべの長短の意味については今年は分かりませんでした。特に短い3つは花びらの筒部の中にあるので長い3つとは役割が違うはずです・・。

 

 

 そして出来れば果実は蒴果です。(ほとんど球根の分球で増えます)

 でも、花はやはり、気位が高いというか、キリッとした気品を感じます。

 

  で、故郷に咲いているのではなくてウチのを・・

 

  外花被片を3つ外しました。

 

 

 次に内花被片も3つ取りました。

 

 

 副花冠のところから2つにカットしました。

 

 

 

 長い雄しべが3つ、やや短い雄しべが3つ・・確認しました。

 

 

 雄しべには花粉もついていますが、

 

 花の下にある膨らんだところ、子房ですが、ちょっと中を探検します。

 

 

 胚珠があります。でもスイセンの胚珠は熟すことができないようです。

 もっぱら地下の球根が分かれて増えるのですけど、花を咲かせても種子がうまく出来ないようです。