冬空です。これから本格的な冬です。

 でも、もう春の準備も確実に進められています・・。

 そんな代表選手に会いました。

 

 「モクレン」と「ハクモクレン」です。 漢字では「木蓮」と「白木蓮」です。

 モクレン科、モクレン属の落葉小~高木です。

 

 

  モクレンと言えば、紫木蓮のことです。樹高は2~5mの小高木です。もちろん、花はあの紫色です。

 

 ハクモクレンは白木蓮で、これももちろん花が白くて大きく、樹高は10~15mになります。

 

 

 そもそもモクレン科、モクレン属って・・みんな大きな白い花です。「ホウノキ」「オオヤマレンゲ」「シデコブシ」「タムシバ」「コブシ」「タイサンボク」そして「モクレン」「ハクモクレン」・・

 いろいろあります。みんな「北国の春」♪・・です。

 でも、北国だけじゃありませんね。

 そして、このモクレンとハクモクレンは故郷が中国です。

 

 

 で、今回は「花芽」です。

 よく、この花芽は北向きになっているから「コンパス・フラワー」「コンパス・プラント」だよって教えられました。

 

 

 確かに北向きが多いです。それは日の当たるツボミの南側が成長して膨らむので、ツボミの先が物理的に北を向いてしまいます。まぁ、中には真上や東や西向きのへそ曲がりもいますが・・。 これからもっと日を浴びてみんな北を向くようになるのでしょう。

 

 

 夏に翌年の春に咲く花のために準備がはじまり、冬に花芽、葉芽、側芽もじっくりと育っています。