今年も元気に咲き出しました。

 これから、年末、お正月、節分の頃にも咲いてくれます。

 スイセンも咲き出しました。いよいよ冬本番です。

 

 「スノードロップ」です。 

 

 

 正式名ではないかもしれませんが和名は「マツユキソウ(待雪草)」です。

 ヒガンバナ科、ガランサス属(図鑑によってはスノードロップ属またはマツユキソウ属)の球根植物です。球根植物によくあるように、種子からだと花を咲かせることが出来るまでには数年かかるそうです。

 

 

 生まれ故郷は、東ヨーロッパからコーカサス地方と言われています。

 日本には明治初年の頃にやってきたそうです。

 きっと当時から、健気な感じ、愛おしさもあって人気者だったのでしょう。

 

 

 草丈は5~25cmくらいで、とにかく地面に付きそうなくらいに俯いて咲いています。

 

 春になると少し草丈も大きい「スノーフレーク」が咲きます。こちらは別名が「スズランスイセン」と呼ばれ、花びらの先に緑色の斑点があります。

 

 ヒガンバナ科なので花びらは6つ、内花被片が3つと外花被片が3つです。雄しべは6つありますが、くっついて雌しべを囲んでいます。

 この内花被片に緑色の斑点があるのがあります。

 園芸種もいろいろあるようですが、日本で多く流通しているのは、ガランサス・エルウェシー種と言われるものだとか・・

 

 

 また、数はすくないようですが、マツユキソウと呼ばれる「ガランサス・ニヴァリス種」というのもあるそうです。