初冬の花の代表・・サザンカを近所で見ました。

 あらためて、ツバキ、サザンカの資料を見直したら、ツバキは暖かい所の植物で、サザンカも日本のは日本の特産種ですが、台湾や東南アジアにはその土地のサザンカが暮らしているそうです。

 

 で、思い出したのが、日本のちょっと南の台湾のサザンカです。

 

 「タイワンサザンカ」  漢字では当然「台湾山茶花」です。

 日本には1967年、昭和42年にやって来たそうで、まだまだ珍しいサザンカでしょう。

植物園くらいしか見れないかも・・。

 

 

 ツバキ科、ツバキ属の常緑低木、小高木です。

 

 

 樹も花も日本のサザンカよりも一回り以上小さい感じです。

 高さは2~3メートルくらいでしょう。

 なのですぐ近くで見れますが、意外と葉っぱの陰などで全体を綺麗に撮れるのが少ない。

 

 

 葉っぱも普通で‥特にここが違うって言えません。

 互生について、楕円形や長楕円形で、縁には鋸歯があります。

 

 

 花はすごくシンプルに感じます。

 花びらは白くて5つ。中心に雄しべが集まっています。

 

 

 サザンカの仲間・・で調べると、「ウスバヒメサザンカ」とか「トガリバサザンカ」、「ヤナギバサザンカ」というのが出ていました。名前からすると、葉っぱのカタチの違いみたいです。

 そして、「タイワンサザンカ」がありました。

 さらにツバキなどとの交雑種で「ハルサザンカ」とか「カンツバキ」があります。

 

 

 「サザンカ」と「タイワンサザンカ」を見ました。

 次に気になっているのが・・コレです。

 

 

 「ハルサザンカ」です。  漢字では「春山茶花」です。 

 でもこれから冬本番なのに、もう春がついちゃってます・・・。

 ツバキ科、ツバキ属の常緑低木です。

 

 

 これは園芸品種ですが、どうやら、「ヤブツバキ」と「サザンカ」の交雑種でその子孫から作られて昔から愛されていたようです。

 

 

 そして、カンツバキと同じく、サザンカの園芸品種系統の一つとされているそうです。

 

 

 たくさん作られているので、一重咲き、八重咲き、千重とあり、花色もピンク、紅色、絞り、縁紅ボカシなどなど・・

 それはもう奥が深くてとても手に負えません。

 

 ※上のは後ろから失礼しました。

 

 今年もいろいろなツバキ、サザンカに逢っちゃうのでしょう・・。

 とにかく、サザンカとツバキのいいとこどりのようです。それでいいじゃん・・でした。

 

 

 12月~4月近くまで咲いているので、本格的な花の時期はまたまだこれからのようです。