この花、さすがの存在感です。多くのブログでもみなさん取り上げています。自分もまねっこします。 ダリアの仲間ですが、ちょっと、いや相当ジャンボ。

 ダリアはスペイン、イギリスを中心に原種の6種からなんと3万種もつくられたとか・・

 

 

 「コダチダリア」です。  漢字では「木立ダリア」です。

 「キダチダリア」と表記される図鑑もあります。

 

 

 でも「コウテイダリア(皇帝ダリア)」の方が知られているようです。学名を素直に訳すと「コウテイダリア」になるようです。

 キク科、ダリア属の多年草です。

 別名が「ツリーダリア」です。

 

 

 故郷はメキシコやコロンビアなどの中南米です。この花も標高では1500~1700の高原地帯の岩礫地、草地だそうです。なんかコスモスなどとも似ている感じです。

 日本には大正時代に連れて来られたそうです。そして、本格的に栽培されるようになったのは昭和になってからだそうです。

 故郷では8~10mにもなるそうです。これってすごいでしょ。

 日本では3~5mが一般的ですが、それでもスゴイ成長力です。

 

 

 寒さに弱いようで、霜に当たると生きる力がなくなってしまうそうです。

 茎は節があって、四角ばった竹のような感じ、茎は中空です、でも竹のようにまっすぐ姿勢がいいです。

 

 

 葉っぱは対生について、鋸歯のある2~3回羽状複葉です。小葉は卵形~長楕円形で先が尖ります。

 

 

 花はキク科の花です。舌状花は8枚が基本だそうです。 中心は筒状花。 茎頂や枝先に咲かせます。多いと150~300も咲くそうです。

 

 

 この舌状花の色合いがなんとも淡いラベンダー色の不思議な色です。

 中心には黄色~橙色の花盤が見えるのですが、花盤の見えない八重咲のものや、白花もあるそうです。

 

 

 出来る果実は痩果です。

 いろいろ種類があるようです。なかには草丈が2mのものや、うす紫色~淡いピンクの花など・・も。

 

 

 別種でさらに大型のもあり、「ニトベギク」というのがあるとか・・別名が「コウテイヒマワリ(皇帝向日葵)」というそうです。確かに、ヒマワリの方がダリアより大きいのが多い。

 どこにあるのか?・・  中米、東南アジア、アフリカに自生するそうで、なんと沖縄にも暮らしているそうです。