この花は近くの大きな団地でたくさんある花壇の一角で咲いています。ずっと、去年から気になっていて、植えている方に聞いても「名前を忘れたぁ」です。

 

 

 で、園芸植物図鑑では「トウワタ」と「ヤナギトウワタ」「オオトウワタ」があるのですが、花の写真がゴチャゴチャになっています。他の資料でもなんか変です・・。

 

 「ヤナギトウワタ」です。  漢字では「柳唐綿」です。

 

 

  キョウチクトウ科、トウワタ属の多年草です。

 この子は北アメリカが故郷です。暖かい所や故郷では多年草、一部には木本もあるそうですが、日本では冬が寒いので1年草扱いのようです。

 別名は「宿根パンヤソウ」です。

 仲間は南米が故郷のものや「フウセントウワタ」のように南アフリカのもあります。

 

 草丈は60~100cmくらいです。

 葉っぱは対生につくことが多いが一部で互生します・・って書いてあります。どういうこと?

 

 花は黄色、白、淡紅色があるのですが、花びらは反り返って、その中心は副花冠があります。花びらは5つ、副花冠にも裂片が5つですが、雄しべや雌しべ、花のつくりはちょっと変わっていて・・よく分かりません。

 

 

 多分雄しべも5つのハズです。詳しくは分かりませんが、雄しべの花糸が元で2つに分かれ、外側のが副花冠に、内側のが雌しべと合着して「蘂柱」になっているようです。

 

 根っこに特徴があるそうで、塊茎状で長く横に伸びるそうです。この根を「アスクレピアス根」というそうで、樹脂、精油、タンニンなどを含むそうで、これをもとに、発汗・利尿・去痰薬として使われるそうです。

 

 

 花びらが赤くて、副花冠が黄色いトウワタを探しています。仲良くなって、花のつくりなどを聞いてみたいと思います。