今年のスミレももしかしたらこれが最後かも知れません。夏山で見られるかもしれませんが・・。で、黄色いスミレを見つけてパチリしたんですが、やっぱり同定はなかなか難しいもんでした。

 キスミレは北米が中心だそうで、世界には30種あるそうです。そして、日本には4種だとか・・なんだぁ・って思ったら、大きく分けて4種で、その一つ一つに亜種・変種があって本当に「本人かどうか」戸籍を明らかにするのは難しいのですね。

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 スミレ科、スミレ属の多年草です。
 でも、この子は葉っぱの特徴から意外とラクに・・多分これだろう・・に当たりました。
 「キバナノコマノツメ」だと思います。 漢字で「黄花の駒の爪」です。なんか、スミレらしからぬ名前の怪しさです。
 そして、その謂れは、葉っぱの形が馬の蹄(駒の爪)に似ているからだそうです。
今の時代に駒の爪というのもなかなか難しい、図鑑では「腎形〜円形」です。

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 北海道、本州の中部山岳、四国山地、屋久島の亜高山帯などにいるそうです。

 スミレって、名前には「〇×スミレ」っていうものだと思っていましたが・・こんなのもあるんですね。

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 名前にスミレが付かないのは、「アカイシキバナノコマノツメ」「ウィオラ・ソロリア」「ジョウエツキバナノコマノツメ」「パピリオナケア」「ヒナブキ」「プリケアナ」・・山渓ハンディ図鑑「増補改訂 日本のスミレ」より。