今年のスミレももしかしたらこれが最後かも知れません。夏山で見られるかもしれませんが・・。で、黄色いスミレを見つけてパチリしたんですが、やっぱり同定はなかなか難しいもんでした。
キスミレは北米が中心だそうで、世界には30種あるそうです。そして、日本には4種だとか・・なんだぁ・って思ったら、大きく分けて4種で、その一つ一つに亜種・変種があって本当に「本人かどうか」戸籍を明らかにするのは難しいのですね。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190828/00/sansouka/3e/04/j/o1103082714554660177.jpg?caw=800)
スミレ科、スミレ属の多年草です。
でも、この子は葉っぱの特徴から意外とラクに・・多分これだろう・・に当たりました。
「キバナノコマノツメ」だと思います。 漢字で「黄花の駒の爪」です。なんか、スミレらしからぬ名前の怪しさです。
そして、その謂れは、葉っぱの形が馬の蹄(駒の爪)に似ているからだそうです。
今の時代に駒の爪というのもなかなか難しい、図鑑では「腎形〜円形」です。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190828/00/sansouka/ed/e2/j/o1100082514554660187.jpg?caw=800)
北海道、本州の中部山岳、四国山地、屋久島の亜高山帯などにいるそうです。
スミレって、名前には「〇×スミレ」っていうものだと思っていましたが・・こんなのもあるんですね。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190828/00/sansouka/55/e7/j/o1123084214554660200.jpg?caw=800)
名前にスミレが付かないのは、「アカイシキバナノコマノツメ」「ウィオラ・ソロリア」「ジョウエツキバナノコマノツメ」「パピリオナケア」「ヒナブキ」「プリケアナ」・・山渓ハンディ図鑑「増補改訂 日本のスミレ」より。