道端にナガミノヒナゲシが咲いたと思ったら、もう実がついてます。で、少し前ですが、コレをパチリしているのを思い出したので・・。
「シラユキゲシ」です。 漢字では「白雪芥子」です。
ケシ科、シラユキゲシ(エオメコン)属の多年草です。
英名は「スノー・ポピー」と言うそうです。
1属1種の珍しい花です。
生まれ故郷は中国の四川省~湖北省だそうです。
葉っぱはちょっとツワブキに似た感じです。根出葉は先が尖った円形~腎形というかフキにも似てます。長い葉柄があって、波打つ感じです。
根茎を乾燥させたものが皮膚病に効果のある生薬になるそうです。
茎先に数個の白い花を咲かせます。花びらは4枚、雄しべは黄色く4つ、雌しべは1つで柱頭は2裂します。
果実は蒴果です。熟すと種子を弾きます。
地下茎を伸ばして、あちこちから芽を出しますが、これがすごい繁殖力旺盛であっという間に増えるので植えるのは注意が必要だそうです。