これは植物園でしっかりと育てられていたものですね。こういう上流階級的な花は苦手なんですが、植物園の紹介なんで安心して見られます。

 「クレマチス」です。 クレマチスでも原種に近いそうで「クレマチス・アーマンディ」という名前です。

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 キンポウゲ科、センニンソウ属の常緑つる性木です。
 一般的にはクレマチスとはセンニンソウ属の1つの花グループの総称で、いろいろな園芸品種が作られています。人気もすごくありますね。

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 もともとの故郷は中国の中部から西部にかけてだそうです。で、東洋の神秘・・だそうですが、自分的にはどうもヨーロッパのイメージがあります。

 花は白に近く、すこしピンクがかったものもあります。花びらは4~6枚で甘ぁぁい香りがします。花は前年枝の擁壁に付きます。一重咲です。萼片も4~6枚、
 葉はやや革質で3出複葉、または羽状複葉です。
 そして、雄しべ、雌しべがたくさんありますが、初めは雄しべが成熟して1つずつ外側に広がり、葯から花粉を出します。そして何日か後に雌しべが成熟し、花柱が伸びて受粉できるようになるそうです。

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 そして果実ができると、あのセンニンソウの仲間なので、ヒゲのように白い羽毛のようなものをつけた痩果になって広い世界を目指すようです。

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 この花の改良品種がクレマチス・アーマンディの「チェリー・ブロッサム」という園芸種です。