さて、スミレを見つけたのはいいんですけど、コレは?・・
 一緒に見ていた仲間の方に調べてもらい判明しました。柱頭の形がカマキリ型、葉の裏が紫色がかっていることなどで・・
  君の名は「コスミレ」ですね。 違っていたらゴメンナサイ。

 「コスミレ」です。 漢字で「小菫」です。
 スミレ科、スミレ属の多年草です。無茎スミレの仲間です。
 本州〜九州で暮らしています。

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 なんとか助けてもらいましたが、図鑑では変異が多くて同定は困難・・なんて書いてあるんです。なら素人には無理で当然・・ってことで・・。
 この「小」というのは、タチツボスミレのように高くならないので、小とついたそうで、花の大きさとは関係ないのだそうです。ずっと小さいスミレって思ってました!。

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 葉っぱはたくさん出ています。束生しています。葉の裏が淡い紫色を帯びるようです。花が終ると夏に葉っぱが三角形でどんどん大きくなるのも特徴ですが、それはもっと後のことで・・裏面に毛が多いのもポイントだそうです。

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 花は白っぽいのから淡紅花まで変化の幅が多いのと、蜜を貯める距は長い。
 花弁には比較的に幅が狭いのが多く、紫色の筋が目立つこと。
 側弁は普通は無毛ですが、タマに毛がある。・・こういうのが困るんですよ。・・
 ノジスミレにも似て、花の色ではアカネスミレにも似て、側弁に毛があるのはヒゲコスミレともいうそうで・・
 そして、雌しべの柱頭はカマキリの頭形です。
 葉柄の基部には長三角形の托葉があります。


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 まぁ、スミレですから難しいのは覚悟の上・・でもやはり強敵です。